ってか、これはやらないといかんでしょ。 200点作品ですな。
エロゲー超え作品もいくつかある。
「Fate」や「マブラヴ」とかそうだと思う。
でも、それはエロゲーのジャンルを越した、いわば
「ジャンルの出し方がまちがったんでは?」って作品。
もちろん、いい意味で、エロゲーであるゆえにユーザーが狭められたってことの
口惜しさがある。
しかし、君望に関しては
「こりゃ、エロゲーじゃないと表現できないなぁ」ってのもある。
どうしても、倫理をつけちゃうと、表現が甘くなるだろうし
って・・・当初これ始めた時は、まったくのノーマークでさ
あーー 学園ものねぇ・・ぐらいで 進めてたら
ぐわ!<初めて2時間でのびっくり(爆)
そっからは、普通に生活してるおいらたちへ、イヤってぐらいに問いかけてくる
「お前なら、どうすんだよ!」
って
いつも選択肢で、苦渋の選択を迫られる。
どの子も感情移入してるし、その子を幸せにするには、わが身はひとつなんだよねぇ。
相手を好きになるエピソードも秀逸だし
ゆえに、遥を吹っ切れない理由もある
ってか・・・大半は、遥を吹っ切れないで 最初は遥エンディングではないかと(爆) もしくは水月。
そう・・それは罠だったりして(爆)
すんげーー感情移入してしまった 遥を吹っ切る努力を、水月の献身さを吹っ切る
これはとてもじゃないが苦渋なんだけど
リアルでこういう思いをした人には特に傷跡に塩がついた感が出てくるし
でも・・やらないと話は進まないわけで
いい年こいて泣かされたゲームでもある<って、マブラヴでも泣かされたが
ってか、これやって、ギブとかしんじられん(爆)
泣かない人も、しんじられん・・・
これぐらい書いても、同調者は多いと思う。
それぐらいに、このゲームに共感し、泣き、考えさせられ、女性に対して優しくなれたって人は多いと思うんだよね。
正直、病弱な子には、当社比5割優しくなったぞ(爆)
そういや、めちゃめちゃ、名言の集まりでもあるゲームだったなぁ
さすが、香月先生(爆)
総評すると
「リアルでよい人が居る人も、居ない人も、エロゲに興味がない人もやったほうがいい」
PS、主人公がヘタレヘタレ言われておりますが
「自分がちょっと気になった女性とちょこっと会って居たばかりに、待ち合わせに遅れて、大好きが子が意識不明で数年寝てしまったら、凹むどころじゃないかと」
んと、これが遥が亡くなったというのなら、まだ選択肢が楽なんだよね。
罪の意識と、彼女が居なくなった喪失感にさいなまれ、後追い自殺すれば楽になると
考えるだろうし、もしくは、しっかりと罪を受け止めて遥の家族と悲しみを埋めていくか、はたまた、事故そのものを忘れて生きることもできたと思う。
だが、昏睡だから、待つ必要があった。それは何年になるか判らずに・・だ。
1年待ち、2年待ち・・・のその時間の長さはバカにならんと思うよ。
良い女性だったからこそ、想いは募っていくからこそ、罪の重さは増していく。
遥の両親のように、誰も悪くないと考えるほど大人になれず。
茜のように、誰かを憎む事で苦しみを転嫁ほど子供になれず。
ゆえに、遥以外のキャラを攻略するにとても辛い思いをするんだよね。
もちろん、その時期を支えてくれた水月を吹っ切るのもそら辛いが(爆)