丁寧な仕事をしたなぁって思う優等生な作品
病弱お坊ちゃんの身代わりで学校行ってます
って・・これだけの設定なんだけど
テキストが読みやすい
「瞬間、心、重ねて」とか地味な笑いも入れてくる
共通シナリオにヒロインを好きになるための分岐点があり
個別シナリオもしっかり量がある。
エンディングもしっかりしめる。
絵も上々、量もそこそこ、シナリオにあまり関係ないバック絵とかは削ってるけどね。
これこそ、お手本になるべきって言う作品だねぇw
もちろん、面白く遊べたし優秀なゲームといえるんだけど
多くの批評とかを見てもそうだけど
100点つけるには味付けが薄いんだよね・・
で・・多くの方が王道って言う意味を考えてみる
仮にOVER DRIVEの作品だとしたら
駆け落ちやらのドタバタコメディになるだろうし
コットンソフトならば、伏線を出しまくり、個別ルートで回収
みなとソフトなら
任侠の館に特攻シーンを見せ場にしてエンディングを作るだろうなぁ・って
つまり・・・・・
「ユーザーの予想の範囲を超えない作品」
なのよねぇ・・・・
優秀で面白いのに、びっくりはしない・・
王道って意味はそういう意味もあるだろうから
多くの方が「王道」と言うのじゃないかなぁ?
この作品の中の言い方をするのなら
「普通に美味しい作品」であり、ちょっと唐辛子が足らない感じがするのだな。