とにかく読みやすかった、攻略順ははやて→りこ→きなをオススメします。エッチシーンの動画は必見
テーマからして暗く重いストーリーを連想しますが、想像していたよりは気分が沈みませんでした。
それぞれ事情を抱えた3人(+1人)のキャラクター達と主人公が寄り添い合っていく姿に胸を打たれ、
夜間教室という場所もゲーム開始時とクリア時でがらりと抱くイメージが変わります。
テンポ良く進み、情景のよく分かるテキストの質は非常に高いものに感じました。
個人的には複数ライターの作品は各ルートでの格差が激しく苦手な事が多いのですが
このゲームについては極端な違和感はなく、上手くまとめてます。
プロローグでの選択肢でルート分岐するタイプですが、選択肢によるテキストの変化がなく意味をあまり感じませんでした。
プロローグ後に各キャラクターのエピソード選択って形式でもよかったんじゃないかな。
その際、シナリオの重さで☆の数を付けるとかしてくれるとさらに良いと思います。
また、既読部分の判定等システム部分でちょくちょく怪しい挙動を起こしていたので、この点ではマイナス。
キャラははやてがすごい気に入りましたね～。攻略時にめちゃくちゃキュンキュンきました。
はやてルートだけでなく、他ヒロインルート時でも素直じゃないけど裏のない彼女の存在にすごく救われます。
EDムービーを飛ばす気にならないゲームは結構珍しいかも、いい余韻を残してくれました。
人物の立ち絵や背景等がかなり少ないのがちょっと引っかかってましたが、
Hシーンの動画がその分のリソースを注ぎ込んだのかなと感じる程度にすばらしい。
原画の質を落とさずヌルヌル動いてフィニッシュシーンもきっちりアニメーションします。いやーエロい。
飛び散った精液が残っていく描写とかこだわりを感じます。ゲーム終わった後もおかずに使えます、いえ使います。
個人的には親子丼シーンが最高のエロさでした。親子丼シナリオを主軸にもうちょっと読みたかったなあ。