色とりどりの幸せの物語 思うところはあれどまあ楽しめたと言えば楽しめた
ここからは少し愚痴
マリアルートの結末は正直納得いかない
多分受け入れられる人は多いと思うし賞賛されると思う
でもこれを描くことで本編の別れは必然じゃなかったってことが明示されてしまった
奇跡で生き残ることができる可能性を明示してしまった
そして最後の演出でこちらの方が良いEDのようにしてしまったことからあの理亜の生き様を描き切ったシナリオを否定されてしまった気持ちになった
もちろんこれは個人の感想でしかないけどあの必然であったはずの別れまで全力で生き切った姿に感動した自分としてはそのことを否定されてしまったように感じてしまう
もう少し丁寧に最後のシーンまでを書いてくれていたらまた違ったかもしれないけどなんとなくこうしておけば満足なんだろ?って言うような印象を受けてしまって受け付けなかった
必然的な悲劇をどうやって乗り越えていくかを主題にした作品で簡単にその悲劇を否定するのはやめてほしい
多分葛藤はあったと思いますがその中で妥協点を見つけてくれると信じていたのでちょっと失望しました