主人公が馬鹿すぎて笑える
他人へのアプローチがキチガイじみていて、怖いもの知らずとかじゃなくて最早ただの無礼者。
なのに、彼が無茶苦茶やる様が非常にコミカルに書かれており、読んでいて笑ってしまう。
不快感より先に馬鹿さで大笑いさせてしまうタイプのDQN主人公かもしれない。
が、この作品の面白い所の大部分はそこだけで、いや、シナリオも結構頑張ってるんだけども、
妙にへんちくりんな設定が途中から出て来て、終盤はイミフになってしまう。
『ONE』の影響を受けてるような感じはするが、それにしたって説明不足じゃないかなぁ。
アレやった事ない人は、脳内補完すらなかなか難しいんじゃないだろうかという終盤です。
本当に、名作になり損なった作品だなぁと思う。
OPとか凄い印象的だし、キャラクターも面白いし、シナリオも悪くないのに。