シリーズ三作目は大抵凡作だが、これは良かった。
まず、攻略対象を徹底的に糞キャラにしたのが素晴らしい。
今回のターゲットは、有能美人である以外はマジでムカつくだけのカスみたいな人間性の女で、
そういう女性を苛烈な洗脳改造でグチャグチャにする痛快さという、本シリーズのコンセプトが
シリーズ中で最もよく表現出来ていたように思う。
プレイ内容にしても、キッツいものからオーソドックスな物まで取り揃えてあり、既存のファンも
新規の人も満足できる内容ではないだろうか。
個人的には、年増ヒロインをババア扱いするのが最高だった。
逆に90点以上の点数を与えられない不満点を挙げて行くと、まずは声優の演技である。
悪くはない、悪くはないんだけども、潰れ声でびーびー言ってりゃおkみたいな、あまり凄身の
感じられない演技だった。
これは濁点多用のテキスト書いて指定してるライターの責任も大きいんだろうけれども。
次に一部のハードプレイが、ニッチに寄りたいのか万人に受け容れられたいのかが微妙だ。
やるなら徹底的にやるべきだと思うわけで、どうも最後のところでヌルく感じた。
ヤってる事自体はそこそこキツい事ヤってるんだけど。
あとは、娘であるキラのビジュアル。
褐色はめちゃくちゃ好きなんだけど、白唇はあかん。
これは完全に個人の趣味の問題だけど。