泣きゲーの金字塔といえば響きはいいけど、流石に古いかな
発売当時にプレイしたし、今でも面白いんだけども、これをテンプレートにした感じの後発作品でも
面白いのがそこそこ出てきているから、今からやる人には物足りないかもしれない。
今でこそアニメ化とかで一定の評価されてるいたる絵も、この時期のゲームの絵はヒドいもんだし。
ちなみに前作『ONE』は麻枝の企画みたいなもんで、本作は久弥の企画みたいなもんらしい。
麻枝と久弥の作風が絶妙に溶け合っていた前作に比べると、本作は特に麻枝担当シナリオが
良くも悪くも浮いてしまっている。
個別に入ると該当ヒロインしか出てこないってのは、この時期のゲームはほとんどそうだけども、
それにしたって舞の話とかは久弥ヒロインズがほぼ出なくなってしまうのには笑った。
どっちが良いとかは好みの問題だけど、これ以降メインが麻枝のみで書いている作品はどれも
肌に合わなくなってしまったので、Keyのゲームで最後に好きだった作品という事になる。
その補正も含めてこの点数にした。