細かいところで詰めが甘く、前作同様改善されていない点もちらほら。パッチあててＣＧやシーン解放って余計なお世話過ぎるｗｗｗ→
パッチをあてないとルートに入れないという致命的なバグを抱え、パッチを当てるとＣＧやシーンが解放されるというわけのわからないバグが発生する・・・
このメーカーは１作目からずっとクソみたいなシステムで、３作目にてエンジンを変えてきたので、ようやくわかってきたかと思ったらやっぱりクソ。
同じエンジンのムーンストーンのゲームをプレイしてみてもこんなバグは発生してないから、エンジンが悪いわけじゃなさそう。
中身はいい。
主人公の雰囲気さえあえば、日常は腹抱えて笑えたし、エロもそれなりにこだわってて、そこそこ好印象だし。
パッケの２キャラのルートは抜きゲーというのを考慮しても面白かったのに。
付き合うまでとエロに入るまでが少し長めだが、すらすらと進むからあまり時間がかかった感じはしない。
でも体験版にはエロしかない上、システムがこのクソっぷり。
というか急造で組み込んだのがバレバレで、夜って言ってるのに背景が朝だったり、フィニッシュシーンで別ＣＧが入ってきたり、裸だって言ってるのに服着てたり、攻略したのに見られないシーンがあったり、上記のようにパッチあてたら鑑賞モード解放されたり。
余計なお世話だわｗｗｗセーブデータあてんならこっちで勝手にやるっつーのｗｗｗ
ほんとね、前作でなかなかいいところがあって、ここからというところでこの躓きっぷりは笑える。今作で一番笑ったのはそこ。
で、このメーカーどうせ次のパッチとか出したところで全部改善されてるわけじゃないんでしょ？前作もそうでした。
できないなら最初から作るなよｗｗｗ
さて、気を取り直して。
シナリオはそこそこの出来。
店が潰れそうだから主人公がヒロインたちと力を合わせて再建しようっていう、オーソドックスなもの。
いわゆる学園ものなどには属していないため、ヒロインの年齢層は比較的高め？
学生服の代わりに店の制服があるから、そういった凝ったシーンもちらほら。
ただ主人公は、完全に問題を解決せずに戻ってしまうルートしかないので、少しモヤモヤっとする。
そこらへんをヒロインとの問題にシフトさせるので、あまり気にならないが、どうせならそこらへんもカッチリ解決してほしかった。
しかしながら主人公が他のヒロイン（アマちゃん揃い）に対し、しっかりと大人な発言をしたり、取り巻くサブの大人たちも打算感情を抜きにせず、発言をするため、理想論や一般常識論を述べられるよりも、妙に説得力があり、不快感がない。
その他、日常シーンは、笑いやノリで押し切るもの。
前作でも思ったが一風変わったギャグセンスを持ったライターらしく、非常に癖というかアクが強い。
ぶっちゃけこのライター頭イカれてる。あわなかったらどうするのとか度外視っぽいし。
というか前作もそうだけど野球ネタ多すぎって思って検索したらこのライター野球の話しかしてない。
シナリオは普通かそれ以下だが、テキストのキレは以前にも増して鋭くなっている。笑いどころはもちろん多い。
はまれば面白いがそうではない人にとっては、どうなんだろうか・・・？
エロは織笠いつかと椎崎憂のシーンが多めで、他はまあ普通程度。１０シーンずつぐらいかな。
ただハーレムルートありとのことだったが、双子とサブキャラにしかなかったのは残念。
ＯＨＰでデカデカとのせるほどのハーレムではないので、期待しないほうが無難。
そりゃハーレムつったらメインヒロインにあると思うんだけど、俺の認識違いだろうか・・・いつかと憂の３Ｐとか七理やリンネが絡んできてくれるシーンとか、あと先生のエロ見たかった。
絵は前作よりは垢抜けた感じ。
３人の絵師を起用しているわりには、あまり見分けがつかなかった。双子ぐらいのものか。
グラフィックも前回よりは幾分マシだが、抜きゲーでこれは微妙。
肌の感じとか、そういうのが薄くてのっぺりしている。というか古い。
なのでグラフィックレベルはアドバイザー恋純ほたる率いる月石とか他の抜きゲーメーカーと比べても総じて低い。
テキストは卑語（強めの修正あり）あり、ちゅぱ音良好と、抜く分には問題ない。
シーン１つ１つが長めの尺をとっていて、抜きどころもそこそこ。
ただライターの勢いというかキレみたいなのがエロにまで侵食してきてるので、ところどころで突っ込みたくなるようなテキストに。誰かこいつ抑えとけよと思った。
単純に萌えられてエロ濃厚なのがいいって人には、一応オススメできそう。いつかと憂はすごいエロかったような？全部あわせて及第点。今後の成長に期待しているが、次回があるのかは知らない。
それにしてもシーンなどを潰すようなシステム周り、整合性のとれない演出や立ち絵など、追求したいところが多すぎて、これじゃ前回で何も学んでないだろと・・・
あと曲？はそこそこいい。ここは１作目から音楽だけは抜群にいい。
ただエンディング曲はしっとりさせすぎかも。