惜しいと思います。
選択肢による分岐がなく、本当の意味での一本道。
ひぐらしっぽさを感じながら進めていると、それまでの過程が超常現象的なものでまとめられてしまって、ちょっと萎えた。
ミステリー要素がほしかった(本作はミステリー要素がないと言っても過言ではない)。
作り込みが甘く、粗も目立つが月音先生の絵は可愛かったし、キャラがちょこまかと動いてほんわかした。
欲を言えばグロとまではいかなくても、おどろおどろしい突き抜けた描写がほしかった。あえてそうしたのか、大人の事情でそうせざるを得なかったのかはわからないが、主人公の苦しみが伝わってこないところも多々あり、少々残念。
非日常的なところが薄すぎたのかな?よくわかりませんが。
雨音の陵辱シーンや眼鏡の子の陵辱シーンなど、寝取られとまではいかなくともそういう描写が入るのでご注意を。
一作目に本作を持ってきたスタッフの心意気は素晴らしい。今後もこういった作品を見てみたいという気持ちを込めて、この点数で。