萌えゲーとしては最高の出来でした。
まず原画については、七尾氏の絵については何も言うことはありません。完璧です。個人的には七尾氏の絵の中でも最高の出来だと思います。igul氏のえについてはやはり七尾氏と比べるとやや劣ってしまうが十分許容範囲でしょう。背景ともあっていて絵については文句なしの出来でした。
次に声優については、これも文句のない出来でした。特に、鳥居花音、日向裕羅、春野日和、北都南、の4人は実力、声の質ともに申し分なくさらにキャラのイメージともあっていてとてもよかったです。
サウンドについてもレベルが高く、シナリオを盛り上げるのに有効に使われていたと思います。特に、挿入歌のsmall cherry、エンディングのDream~the ally of~、は個人的にかなり気に入りました。
シナリオについても意外とよく出来ていて、特に音夢、美春シナリオの最後は泣けるシナリオでよかったと思います。ただ、若干説明不足や不整合なところがあり、誤字脱字もやや目立っていたところは残念でした。
全体的には、原画、声優、サウンドが非常によく、シナリオも平均以上のものをそろえた名作だと思います。