エロゲというより、本に近い
1本道ということで、短いかなと思ってたんですけど思ったより長かったですね。それだけ中身があるゲームだったってことかもしれませんが
システム面とかはいまいちだと思います。テキストとかはいいと思うんですけどね。まぁでも、エロゲのテキストっぽくはないので人によって好き嫌い別れると思います。
ストーリーに関してはかなりよくできていたと思います。主人公だけの視点で語られるんじゃなくて、登場人物の視点それぞれで語られるのは面白かったですし、それだけ心情がリアルに書かれていて、すごいなと思いました。
最初はみんなで協力していこう、みたいな感じだったのですが、次第に絶望していく様は引き込まれましたね、物語に。特にクワガタ。クワガタの心情の変化はマジで悲しいと思います。主人公はずっと一貫しているという印象でした。まぁ、登場人物の中で絶望する組と絶望しない組にわかれましたね。雲雀ちゃんは最初から最後まで好きだったのですが、よくも悪くも子供でしたね。レイプシーンあったのは最高でしたね。まぁ、登場する女の子大体レイプされますが(笑) ゆかに関してはクワガタと少し似てましたね。そう感じるのは僕だけかもしれませんがね(笑) 主人公との過去編は結構面白かったです。世の中、天才というのは本当にいますからねw
殺人と暴力とレイプが度々書かれているのは自分的によかったですね。
最後のあろえちゃんはなんにも悪いことしてないのにっていうゆかのセリフはよかったですね。
なんにも悪いことしてないのに殺される。世の中はそんなもんだと思いました。
最後に
最雰囲が結構ロシア小説っぽいな思いました。自分はロシア文学好きで結構読んでいるので、ゲーム進めていく中でそんなことを思いましたw 舞台も大雪ですしねw