清楚なお嬢様がおしっこを恥ずかしがる姿に燃える作品
シャルロット、優、シルヴィア√クリア。
綺麗にまとまってるけど、まぁ佳作かな?と思っていたのですが、
最後に攻略したシルヴィアが可愛かったので点数はちょっと甘め。
とりあえず点数はシルヴィアの個別√-10点ということで付けました。
他の√をプレイしている時は60~70点台ぐらいかなという感じで、
不快というほどではないがヒロインやシナリオがそれほど好きになれなかった。
でもシルヴィアは私の嗜好にピタリとはまりましたね。
個別√のストーリーもHシーンの出来も素晴らしかった。
このゲームの良かった点としては、まずCGが綺麗でエロいです。
立ち絵を見た段階ではそうでもないかなと思っていたのですが、
Hシーンでは私の好きなお尻を捉えた描写が多くてかなり使えました。
またおしっこのシーンも結構多めで、
私のようにその辺の属性がある人なら楽しめるのではなかと。
この原画家さんには今後期待したいですね。
Hシーン自体も思っていたより多くて、
本作は抜きゲーとしてかなり優秀でした。
共通シーンはあっさりしてますが、
個別√に入ってからはイチャラブ多めで実に良いです。
清楚なヒロインが乱れる姿はやはり燃えますね。
主人公もなかなかの変態紳士でしたが、
私としてはもっとはっちゃけた変態でも良かったかなと思いますw
やっぱりエロゲーでエロが充実してるって重要ですよねぇ。
あと音楽が良かった。
盛り上がる場面での挿入歌は特に秀逸でしたね。
ああいうのってベタだけど好きです。
シナリオ自体は王道というか直球というか平凡というか…、
まぁ期待ほどではない感じだったのですが、
こういう細かい演出にはなかなか関心する点もありました。
悪かった点はテキストが退屈だったことに尽きる。
設定自体はベタな感じだったので、
それを面白くできるかどうかはライターの腕の見せどころだったのですが。
ストーリーはそれぞれの√で盛り上がりどころもあり、
最後も上手くまとめていると思います。
私は周りから反対されても二人の愛を貫くというシャルロットと優√よりも、
二人の困難を周囲の人の支えで克服するシルヴィア√が好きだったのですが、
その辺は人によって好みが分かれるところでしょう。
他√では割りと周囲のサブキャラが鬱陶しかったのですが(特に爺さん)、
シルヴィア√のヴィンセントだけは好感の持てるキャラでした。
ただ共通√を含めてとにかく日常描写が退屈。
上流階級の社交界に飛び込む緊張感も、
ヒロイン達との学園生活のワクワク感も、
描写はあるのだけれどあまり伝わってこない。
この世界観にいつまでも浸っていたいとか、
続編がプレイしたいと思わせる魅力が文章から感じられなかった。
またヒロインの好感度を上げる描写がほとんど無いまま個別に入ってしまうので、
いまいち感情移入出来ないままラブラブになってしまったと感じました。
個別√の割合を多くしてたくさんイチャラブ出来る事自体は評価してるのですがねぇ。
それの代償ということなんでしょうか。
総評としては、気品あるお嬢様にアヘ顔でひぃひぃ言わせたり、
おしっこジョボジョボさせて恥ずかしがらせたりする嗜好の方にはオススメ。
いや、あんまりそういうゲームを期待されても困りますがw
でも私の性的嗜好にはかなりツボでした。
この世界観をシナリオが上手く調理できなかったのが残念ですが、
このブランドと原画家さんには今後も期待しています。
次回作『ワルキューレロマンツェ ~少女騎士物語~』は
シナリオおるごぅる氏(の引退作?)らしいので
シナリオにも期待していいんですかねぇ。
微妙な評判もちょっと聞くんですけど、
おるごぅる×こもりけいはかなり期待値あがってしまいます。