思想対立。一言で言えばモラトリアム・クラスタの歌詞通りの作品。
第一部はメインヒロイン4√+宮本ENDと、シンプルな構成。
最初の3人攻略時にはEDが流れなくて困惑しましたが、禊を最後に攻略すればようやくEDが流れます。EDというか2ndOPですが。
そして第二部が解禁。
第二部はメインヒロイン4√+ノーマルEND+後日談+禊後日談+こおり後日談と、少し複雑になっています。
こちらのヒロイン√はしっかりED(I Miss You)が流れます。ノーマルENDはED無し。
禊後日談とこおり後日談ではED2としてOrchestral Scoreが流れます。
√数はぶっちゃけた話そんなに多くないのですが、第二部は共通√で6通りに枝分かれするのが回収泣かせです。
4人のヒロイン中2人が思想的に対立するのですが、ここがこの作品で一番面白いところだと思います。
例えば部長と禊はギャング部の部長の座を巡って対立しますし、希とこおりは分かりやすく叶を巡って対立します。
そして最終的には「どっちを選ぶの!?」と二者択一の選択を迫られ、選んだほうの√に入るわけですね。
対立といっても仲違いをして出て行く、みたいなシリアス展開にはならないので安心して見ていられます。
それはそうと子供のころに迷子になった希を助けてくれた人が連れていた"アマネ"という名の女の子は周か天音のことなのでしょうか……気になります。
おまけとしてOP曲ED曲のフルが製品ディスクに入っているのはいいのですが如何せん音質の低さがネック。
どうせならちゃんとしたCDに入れて欲しかったですね。