CGと一部のシチュエーションは非常によかった。
プレミア気味の価格で売られている本作だが、それだけで買う価値あったと思えるほど
ツボにはまった。
ひとつ挙げると、鏡の前で自分で服を脱がせるシーンがあって、
５枚の脱衣差分があるんだけど、下手な本番よりはるかに使えた。（自分だけかもしれないが）
主人公がヒロイン達を騙したり脅したりしながら性行為に持ち込む、
基本的には陵辱モノなんだけど、
主人公は『根っからのワルじゃない』的に描かれる場合が多く、
メインの三人は基本ハッピーエンド。
ストーリーには期待しないにしても、
ハードでダークなのを期待してると裏切られるかと。
あと、茶髪組はあくまでサブ。
で、ストーリー以上に問題になるのはテキスト。
モノローグや地の文が長く、テンポが悪い。
また、小○○だと明言しなくても、読む人にはそれと分かる書き方があると思うんだけど、
このライターさんはその辺分かってない気がする。
っていうか、大学とか講義とか言ってるし。
総じてセリフを拾いながら飛ばし気味に読むくらいでちょうどいいシナリオ。
システムはバックログ画面にホイールで入れないのがちょっと難だけど、
他はまあ、最低限のものはそろってる。
原画家さんが企画・原案のタイトルだけに、随所にそのこだわりが感じられはする。
これ一作のみなのが惜しまれる。