ドタバタエロコメを期待してたら違った。イチャラブとかキャラ萌えとかでもなかった。
ドラマチックなストーリーこそが本作の見所・・・なのかなぁ?
美穂・響子ルート、あかね・若菜・深玲ルート、のりか・礼ルートに分かれ、
この3組は基本的に交わらない。
そして各ルートでそれぞれのドラマが展開されるが。
ルートによってだいぶノリが異なる。
キャラクターから受ける印象に反して、基本的にシリアスで、暗い展開もあるが、
最後は落ち着くところに落ち着く感じ。
適当にスキップしながらプレイするつもりだったのが、
シナリオに力が入っていたのが意外過ぎてじっくり楽しんでしまった。
まあ、Vシネマ(死語?)も10本見れば1・2本はツボにはまる、って感じ。
冷静になってみれば、人に自信を持って薦めるほどではない。
評価が難しい。
・ヒロインの髪の色がやけにカラフル。紫や緑は珍しいくないけど、原色バリバリはちょっと。
・ヒロインが中○○(推定)っていうのはちょっと貴重。
・歌がOP・EDともに(無駄に)よかった。
・シーン回想では日常イベントも回想できる。でも、Hシーン探すのが大変。
・ヒロインがストーリーを振り返る、独白モードなるものも。
・若菜は規制緩和後最速クラスの実妹ヒロイン。
健気に尽くすタイプとしては最高峰と言っても過言ではない。
草柳順子の素晴らしい演技が息使いまでちゃんと収録・再現されており、
ファン(←自分)は必聴。