世界観・キャラクター・音楽・声・演出等が全てハイレベル。しかも□メインとか素晴らしい。
世界観の設定に、他の伝奇モノやファンタジーに無いリアリティーがある。
なんか、もう本当にこれに近い場所があるんじゃないかと思ってしまう。
登場人物もヒロイン3人はもちろん、サブキャラもそれぞれ魅力的。
飛車角はエロゲー史に残る名脇役だと思うし、
厳じいも渋すぎる。
シナリオは・・・
ありす・すみもそれぞれとても魅力的なヒロインだっただけに、
すっきりしないエンディングだったのが残念。
恋愛感情の生成過程も充分に描かれていない気がするし、
夏葉が大変なことになってるのに、いちゃいちゃとか違和感を感じた。
この点が残念。
夏葉ルートはご都合主義の声もあるかも知れないけど、
自分には許容範囲。
全体として、充分楽しめたし、心に残る作品だった。
そして使えた。
□リ系である必要は全く無い作品を
あえて□リ系で作ってくれたことに感謝したい。
□リ好きで妹好きで、民俗学とかにも興味がある自分には
まさに至高の作品。