綺麗で残酷な物語
da capoのリセ・ファル・トルタルートを欝に耐えながらやり終え、
al fine でのトルタtrue・そしてフォーニルートをクリアして
良かった良かった(TT)と素直に感動していたのもつかの間。
とある考察サイトにてフォーニ(アル)エンドの解釈を見て気分は再びどん底に。
アルエンドではアルがようやく幸せになれたと信じているし、信じたい。
けれど手放しでそう捉えることはもうできないです。
ヒロイン達は皆好きですが、ファルが特に気に入りました。
他人を思いやる優しさを持ち合わせていながら
自身の生い立ちから人は利用し利用されるものでしかないと思い込んでいる彼女の姿が
痛々しくて切なくてもう見ていられませんでした。
1/19を初めて読んだときはすげーショックでしたよほんと・・・
主人公には彼女の心の澱を溶かして欲しかったんだけどなあ。
一見単純なテキストはプレイした回数だけ新たな発見があり
歌とヒロイン達の心情とのシンクロには鳥肌が立ちました。
ミュージックパートは本当にアンサンブルをしているような錯覚に陥ること間違いなし!
フォーニとの卒業演奏は最高のものにしようと思ったのに、涙で画面がにじんでうまくいかずorz
この素晴らしく底意地の悪い作品を作り上げたスタッフの方々に罵倒と感謝を。