二周目途中で止まっていますが暫定評価ということで
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5/12にパッチ1.02が出ました。
不満の多かった偵察や臨時修理などが可能になっています。
詳しくは公式HPで確認してください。
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批評空間での低評価は仕方ない面もあるにせよ、
今回標準偏差がやけに大きいですね。
他の方もおっしゃっていますが、買うかどうか迷っている人は
具体的な長短所を挙げているレビューを見て、購入の参考にするのが良いと思います。
一周目はコツをつかむため適当に進めていましたが、
敗戦濃厚なドクツイベントが熱かったのでやり直すとともにドクツ(レーティア)ルートへ。
カツカツの資源・戦力と相談しつつ艦隊をとっかえひっかえしてドクツ救援へ。
正直とてもしんどかったですが、あれこれ頭を使って楽しかったです。
念願かないドクツと領土隣接。ロンメルとの握手イベントは不覚にも感動w
ドクツの反転攻勢により世界は日本と二分され、ヒムラーに嫌な予感がしつつも
さてここからどう動くのかと思っていたら・・・
ゲッベルスが襲撃され意識不明の重態に。
心の支えを失ったレーティアにヒムラーがつけ込み依存させる展開。
レーティアはヒムラーに処女を奪われる。暴走するヒムラーと壊れ始めるレーティア、
レーティアの新発明で劣勢に追い込まれた日本は領土が本国だけに。
防衛戦3回を経て、なんだかんだで復活したレーティアの力でヒムラー敗北、
生きていたゲッベルスプロデュースでレーティアは銀河アイドルになる。めでたしめでたし。
うん、どうしてこうなった。ヒムラーによるNTRは予想できたんですが回避措置がなく、
大悪司の元子みたく主人公がレーティアを抱いて癒す展開もなし。
それどころかレーティアルートのはずなのに東郷とレーティアのイベント自体ない。
これはちょっと頂けません。NTRもテキストのみで、好きな人にとっても肩透かしだったと思います。ルートボスにしてはヒムラーも役者不足すぎで、
戦闘もイベント進行なので盛り上がれませんでした。せめてザラマンダーを操る
ヒムラーと最終決戦くらいはしてほしかった。
ヒロインとしては興味なかったはずのレーティアですが、上記展開のせいで
しばらくやる気が0に。NTR恐ろしい・・・
二周目は攻略サイトを見つつキャライベントと並行しながら効率良くエンディングを回収しようと試みており、
ソビエト・ガメリカ・エイリスを生殺しの状態で止まっています。
以下にプレイして感じた長短所を箇条書きします。
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【ゲーム部分】
[長所]
・全体戦略マップのカッコよさ。めっちゃ好きです
・艦隊同士の殴り合い
これぞスペースオペラの醍醐味!艦船の種類も豊富で良かった
・中盤までの戦闘準備
敵の艦隊構成をふまえて侵攻準備をするのに頭を使い、疲れるけど楽しいです
・敵ユニークの捕獲が戦闘終了後ほぼ自動で行われる
自分は従来のダメージ調整が面倒だったのでありがたかった
・天候の存在。良いスパイスとなった
・艦隊が少しでも傷ついていると侵攻戦に参加できない←パッチ1.02で部分的に解消
賛否両論だが自分は気に入りました。序盤はこれで戦略性が増していると思います。
・大怪獣がかっこいい
次の大シリーズは大怪獣ですかね?
・1Tに2マスしか移動できない、治安が回復しないと収入が入らない
これまた賛否両論ですね。ユニット運用が若干制限される反面、新たな
運用方法を考えることができたので自分は好きです
・忠誠値の廃止
忠誠値管理は嫌いだったので嬉しい変更。軍隊なので当然ともいえますがw
[短所]
・陸戦が存在しない
・・・バランス取り難しいでしょうか。でもチハたんやタイガー戦車が見たかった
・通常艦船の攻撃エフェクトが少ない。
大悪司・大番長はキャラ別の戦闘アニメがあったのでもう少し頑張ってほしかった所
・偵察ができず、敵戦力確認のため毎回S&Lが必要←パッチ1.02で解消
・防衛戦の勝利判定が敵への与ダメージで決まるため、防御陣形で粘る意味が薄い
・開発が進んでくるとバリア艦+潜水艦又は空母艦隊という構成が無難になり、艦隊運用の幅が狭くなる
・戦闘カットができない
戦闘スピードupで多少は違いますけど、反乱軍との戦闘などはカットしたかった
・指揮値が低いユニットの運用がやり辛い
・モブキャラはごく一部しか捕獲できないのに加え、捕獲がやりにくい
捕獲艦は指揮値が360も必要なので艦隊運用にすごく支障が出ます
・戦国ランスにおける武田4連撃や魔軍5連撃のような、初見殺し攻撃がない
これは個人差でしょうけど、ああいう展開があればやりこみに繋がったかと
・後半以降、どうしてもダレる
国獲りSLGの宿命とはいえ、今回は終盤に大規模勢力が登場しないので顕著です
・周回ボーナスがほとんどない
・大怪獣が中途半端に弱い
潜水艦作戦で封殺できたりするので・・・かといって潜水艦使わないと倒すの大変だし
【イベント部分】
[長所]
・ユニットとして使用可能なユニークキャラが100名近くいる
・キャラ数多いのにみんな個性がある。お家芸ですね
・小澤や柴神様等の台詞が面白い。声いらない派ですが笑ってしまったw
・提督スキルの豊富さ。役に立たないスキルも個性として楽しめましたw
・提督一覧でプロフィールを閲覧できる
簡易キャラ図鑑。これからも実装してほしいです
[短所]
・1T1イベントしか選べないのに最終的な強化に4,5回イベントが必要で
ゲーム進行を優先させているとイベントが進まず、イベント進行を優先すると
ゲームが進まないという二律背反状態に
対策としてターン制限が撤廃されたんでしょうけど、やはりある程度は
リンクしてもらわないと・・・
・キャラクリボーナスが周回で引き継げない
・一部キャラの声が合っていない
・キャラ同士の掛け合いイベントが少ない?
自分は確認できていないので何とも言えないところですが
・カテーリンとの和姦がない
陵辱はあるらしいのにどうしてこうなった!どうしてこうなった!^q^
・各国首脳ヒロインとの個別イベントが薄い
サブヒロインと大して変わらないです。ゲームシステム変更の弊害なんでしょうか?
【シナリオ部分】
[長所]
・それなりに容赦がない
ヒロインだろうが死ぬときは死にます。戦争やってると実感できてよろしい
・元ネタ探し
戦史や世界史かじってると楽しいですよw
・if展開
ベタですがドイツ(ドクツ)を救援するまでは燃えました
・エンディング条件がヒロイン別ではない
長短両方です。エンディング分岐が終盤のものが多く、実質2,3周で全回収できるのはメリット
・日本が純粋な正義のヒーロー
史実考えるとありえないんですけどwエンタメとしては気持ちいいです
[短所]
・終盤の展開がお寒い。といってもまだレーティア編しか見てませんが
上でも書いている通りあれは中途半端で酷いと思います
・エンディング条件がヒロイン別ではない
発売前プッシュされていたヒロインズの内、個別END持ちは帝・レーティアのみ
帝はともかくレーティアエンドは酷いの一言
【主人公】
[長所]
・できる男、恋愛巧者
ヘタレは嫌いなので大歓迎です。ヤリチン設定はプレイ前は微妙に感じましたが
プレイし始めると受け入れることができました
[短所]
・内面描写が薄い?個人的には気にならなかったですが、
そのせいであのモテっぷりに納得がいかないようです
・茶髪
まあ慣れちゃうんですけど、悪司も狼牙も黒髪だったし黒髪が良かった。
日本人の象徴として一番手っ取り早いですし
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長くなりましたが現状の感想はこんなところです。
書いてみると不満も多いですが同じくらい満足した点も多く、
買ったことに後悔はありません。
シリーズものは安定した需要が見込める反面、仕様変更で冒険すると反発が強いですね。
大をつけなければ良かったのかな・・・?
ともあれ、この手の大戦系SLGは近年国産ではほとんどみかけませんので、
今回の反省を生かし、より磨き上げた艦隊戦闘(地上戦アリ)ゲームを出してほしいと
願う次第です。