タマ先生の正体って結局だれよ?
『タマ先生の正体って結局だれよ?』
そんな声が聞こえてきた気がしたので考えてみた。
中の人を特定する為の情報は2つある。
1.マジックアイテムの知識を持つ
2.管理者
1に関しては涼乃√。あやりの為にタマ先生の送り迎えを止める話をした時、教室まで行くのは大変だいう言葉。自立式オートマタではなく、外部から操作している為細かな動きが出来ない。ある程度マジックアイテムの知識がないと、タマ先生を運用するのは難しい。
2に関してはあやりトゥルー√。主人公が覚醒させてしまった責により幽閉されていた事を知っていた。当事者、もしくは周辺にいる人物でないと知り得ない。
そうすると、作中の登場人物から二名出てくる。
A.鏡 悠子
B.片山 よし子
そして最後に涼乃との面識。Aに関しては接点がほぼなく、双方動きを把握している様子がない。Bに関しては長老を介して、もしくはワンドの修繕などで言葉を交わす機会があった。また長老からあやりを監視する任を与えられている可能性も十分に考えられる。(涼乃は補佐として委員長に)
以上からタマ先生の中の人はよし子の可能性が高い。
Q、タマ先生の中の人が分かってどうする?
A、タマ先生というアバターを通じて発せられた言葉からよし子の性格が見えてくる。
くーるびゅーちーな性格、研究室外へ出たことがない、wikiでは紹介すら省かれる影の薄さ。しかし、一旦彼女がタマ先生だと判明すると、彼女の言動に隠された優しさが見えてくる。
・作品についての感想
トゥルー√が消化不良。結局、あやりの覚醒はそのまま放置。いつゲートが開いてあちら側の魔物が襲ってくるのか分からない中で、観光都市として外部の人間を招き入れるのはリスク高杉。
何故、悠子さんと戦わなければならないのか。トゥルー√の裏主人公が彼女であり、自分さえ飲み込む魔女の呪いを解く為に悪役を買って出たのは分かる。しかし、それに意味を感じない。
話がこじんまり。風城を舞台にしていたが、もう少し広がりが欲しかった。あやりの記憶を求めてあちら側へ。涼乃、莉々子さん、えくれあがバッタバッタと魔物を倒すシーンなど見たかった。喋るドラゴンも魔剣の試し切りであっけなく死んで拍子抜け。
・e-moteについて
新たな演出方法として出たe-mote。特に驚いたのが表情変化。顔のアップ、マブラヴのキスシーンなんて誰得だが、こちらは見ていて飽きない。スムーズに変化する表情が見ていて楽しい、可愛い。
一方、立ち絵で出来る表現の幅が増え、何でもそれで済ましているように見える。一枚CGを使った印象に残る場面があまり無い。せめて莉々子さんの必殺技シーンは欲しかった。CGのほとんどをHシーンに費やし、イベントでは絶対数が足りてない感じ。