(GiveUp) 三回チャレンジしたが良さが分からない
一章は頑張って終わらせる事が出来ましたが残りはとても無理。スキップを交える形で最後までやりましたので放棄としました。
苦痛を感じた部分を三つ挙げますと、演出・絵・シナリオ
▼演出
5年以上前の表現方法が多くて萎えた。車の背景スクロール、魔法陣の光、特にこの作品の鍵である本との出会いはSD絵で済ますのではなくCG一枚用意して欲しかった。話の起点となる印象的なシーンにはそれ相応の、立ち絵ばかり連続されると変化がなくて眠くなる。演奏するシーンもスクロールさせるだけ。スキップ出来るだけマシですが、ビジュアルノベルなんだからこの辺何とかならなかったのかと感じてしまいます。
▼絵
上の続きになるのかも知れません。では数少ないCGの出来はどうなのかと聞かれたら悪いです。魅入るようなクオリティはなく、特に天使の羽根を広げる描写では悪い意味で目を奪われました。HCGもインモラルという訳ではなく、全年齢の移植からかとって付けたような使い道のなさ。
▼シナリオ
視覚的に期待出来ないけど話は面白い。発売当初の評価を見てそう思っていた頃がありました。しかし実際は同人臭さが残る、読んでいて面白くない。恋愛が絡むからエロゲーが好きなのに、その部分は重視されず、作者の思ったストーリーが最優先。自分のようなキャラゲー好きには、魅力的なヒロインが居てもシナリオに殺されているように映ってしまう。
atledとはどのような作品か事前に調べずただ購入した自分が悪いのですが、最近のゆとりゲーに慣れていると演出もテキストも興味が持てない、味気なく感じてしまいました。