ギャルゲーの最高峰。
シナリオ、BGMが最高クラスなのは勿論だが単純に攻略できるキャラが多いというギャルゲーとしての質的良さ。
ある選択肢を選ばないと全く出会わないキャラなんかも居たりして、選択肢を選んで文章を読むだけのゲーム性でその町に住んで学園に通っている気分を味わえる正統派のギャルゲーとして非情に完成度が高い。
また泣きゲーという面にフォーカスされがちだがこの作品、ギャグのレベルが相当高い。
Keyの真髄は泣きではなくギャグであると再認識させてくれる。
何より数多くのキャラクターを攻略することで迎えるトゥルーエンドはこれまでのシナリオや演出と完璧に噛み合っている。まさに集大成。ゲームをプレイしてるやつなら100%泣く。
「ゲーム」としての強みを最大限活かしきった不朽の名作。