社会から孤立を苦く受け入れていた者たちが他者と出会うことで何かを得ようとする話。
EDでBUMPが流れることは知っていたが本当にEDでBUMPが流れてきたときは大いに驚いた。
作中のテイストは完全にBUMPの世界観を踏襲している。BUMPの擬人化、もといBUMPのエロゲ化と言ってもいいだろう。
それでも嫌味に感じないのは主人公の名前が藤原だったりみんなで天体観測をしたり随所の良いシーンでBUMPっぽいギターが流れたりEDの曲名が星団歩行だったりと寄せにいってるのを隠すことなく露わにすることでBUMPへの熱いリスペクトを感じるからだ。
生き辛い立場にいる人間の支えになるパワーがあるという意味でもこの作品は正しくBUMPフォロワーに相応しいと思う。
全体的にどこか漂うインディーズ感がこの作品の肝である若いアングラな雰囲気を作るのに一役買っていると思う。シナリオライターには同人で活躍されてるライターさんも多いですね。
多すぎるバグもインディーズ感を感じられてなお良し。
修正パッチを当てても感動のEDの後に暗いシーンに巻き戻るバグもインディーズ感を感じられて良し、ということにしておこう! はやて可愛いよはやて