みさきー! 好きだー!
この作品はスポーツという題材に対して真摯に向き合っている。
スポーツといえば才能、才能といえばスポーツ。
才能のある人間はやればやるほどドンドン上手くなっていくし、才能のない人間は努力してもそんなに上手くならない。大体才能もないのに努力するのなんてしんどいしね。
才能があるつもりの人間でも、本当に才能のある天才の前では霞んでしまう。スポーツという世界はこれ以上なく才能に正直だ。
才能という決定的な差を見せつけられた時、人はどういう姿勢でそのスポーツと向き合えばいいのか。
個別ルートは才能に折れた主人公と、才能を見せつけられたそれぞれのヒロインという形で個性的に進んでいくので飽きない。sprite渾身の傑作。
みさきー! 好きだー!