家族が嫌いな人間が作った家族モノ
家族を拒絶した人間たちが集まって疑似家族を作る話。
それは偽物だからやっぱり本物の家族みたいにはなれない。
絆箱のインタビューか何かで山田一(ロミオ)は家族のことを足手まといだと言っていたが
家族に対して幻想を抱いてない人間のニヒリズムと、その上で何かを信じようとする人々の気持ちを同時に描かれたらそりゃあ弱いよ。
彼ら疑似家族は偽物なのでやっぱり本物の家族みたいにはなれないけど、
一所に集まってぶつかりあって、家族みたいなことをした結果、家族以上の大事な何かになれたと私は思う。