ここまで世界観をつくりこんでくれたら・・・もう言うことはないです
舞台は『アーコロジー』という世界。地球上での生活が困難になり、人類が生活の場所を移した、地上世界の縮小版のようなもの。
当然その世界観独特のものが溢れ、ストーリーにも絡んで来ます。
その為の舞台説明や設定などを、これでもかと説明してくれるので、ストーリーに入りやすい。
そんなに煩わしいのは要らないという人の為に、説明は『希望すれば読める』という風で、このアプローチは良いかも。
主人公の日高千尋にはフライトで空を飛ぶという夢があります。
時にはヒロインと空を天秤にかけることもあるかもしれません。そのときに彼がどういう選択をするのか。
一つ言えるのは、『空を飛ぶ』という夢を持つ彼は、非常に人間味溢れるキャラクターだということです。
ヒロインは4+1人。個別ルートの根本はどれも同じようなものだが、違った展開をするのであまり気にならなかった。
面白さが分かるまでのプレイ時間は7と書いたが、これは友人キャラの白浦海があまり出て来なくなるまでの時間。