『すみれ』笑顔の集合プリクラ。これこそ『ナルキッソス スミレ』のスミレがかけた魔法
読んでいて、つらくて、つらくて、つらくて、つらくて、つらくて、つらくて、つらくて、つらくて、つらくて、つらくて…仕方なかったです。このような書き方をすると、売り上げの邪魔になってしまうかもしれませんが、自分の心に強烈な何かを残してくれました。ただ、印象があまりに大きすぎて、頭の回路が焼き付いてしまったようです。いまは呆然と立ち尽くしています。
内容を直視することが辛すぎて、何度も目をそらしながらクリックしました。だから、物語をまだ受け止め切れていません。感想も言えなければ、批評空間で点数をつけたりすることも不能です(gggrrrさんのご解説を読み、自分の中の『すみれ』と同得点、すなわち最高得点にしました)。
自分は今後も何度か『ナルキッソス スミレ』と『スミレ』は繰り返すべきだ…
漠然とそんな風に思っています。
今、猛然と「一体俺は何をやっているんだ」という衝動が浮かんできたり、逆に自分にとって異物であるその強い感情を日常的な間食や昼寝で薄めようとしたり、しています。
『ナルキッソス スミレ』のスミレは、『すみれ』の初芝すみれちゃんとは別人です。この子のためにどれだけ泣いたか、泣きたくなったか。でも、泣いて終わらせちゃいけないと何度も思いました。
『ナルキッソス』シリーズは、実は本作が初めてです。しかし、ねこねこソフトさん恒例の豪華おまけをみてみると、「姫子」「優花」「7階のルール」など、私の知らない広大な物語背景があったみたいです。ナルキ1,2をやった後に再プレイすれば、更に理解が広がると思います。
このように、とりとめのない感想しか、いまは書けません。本作の衝撃があまりに強いからです。
批評空間のgggrrrさんの本作についての解説を、ぜひお読みください。とても素晴らしい解説のおかげで、『ナルキッソス スミレ』のスミレがかけた魔法が、『すみれ』のすみれや健ちゃん、あかり、雛姫の笑顔のプリクラへと実ったのだと分かりました。
スミレちゃん、よかったね、生きたんだね。