キャラ絵は壮絶に可愛く、幼いカラダは美的ですらあります。しかしその魅力も、退屈な日常と単調なHによるダレを解消できるほどのパワーはなかったようです。正直あまり面白くなかったですが、ロリゲーであることと、女の子の可愛さからこの点数です。
なんというか害のない平和なゲームでした。もちろんロリゲーではありますが、それを無視すれば全くの毒にも薬にもならないお気楽な抜きゲーです。
主人公もヒロインも人畜無害のわかりやすく単純なキャラで、意外性とは無縁のだらだらとした日常。余程のろりっ娘への情熱がないと眠くなってしまいます。BGMも起伏のない単調なリズムで、余計に眠気に拍車を駆けてるようです。
女の子は可愛く萌えでしたが、悶えるような強烈な萌えを喚起させられるほどでもなかったです。女の子の言動が無難で、反応が予想しやすいため、予定通りの平坦な萌えとしてしか受け入れられなかった為だと思います。
HはコスプレHが大半を占めています。私はあまり着衣Hに興味がなく、むしろマイナスなんですが、少なくとも片方の乳首を露出させているCGが多かったので、まあ良しです。ろりっ娘を着飾らせて愛でるか、ろりっ娘の無垢で繊細な肉体の美しさを愛でるかの二律背反はホントに悩ましいです。
Hテキストのロリ度はあまり高くないと思います。相手の幼さを確認できる部分は、女の子の拙いセリフと平らな胸への愛撫くらいで、主人公のろりっ娘への執着があまり見られなかったです。折角ターゲットがもろにロリコン兄さんのゲームなんだから、制作側は変に気取ったり無難さを良しとせず、主人公がプレイヤーの欲望の権化のごとく、肌の感触や匂いなど幼いカラダを綿密に分析し、喜びを噛みしめるようなヤバイお兄さんとかにして欲しかったです。ある程度大衆を意識した作りは前作同様だと思います。ロリコン市場拡大という狙いがあるなら大歓迎ですが。
まとめ
ろりっ娘とのラブラブHが好きならOKだと思います。内容は全然ヘビーじゃないのでロリ入門ゲームとしても無難かも。敵は眠気だ。立ち向かえたなら立派なロリコンか、その素質があると思います。