本編、かなめ編、コロナ編の3つの物語とバトルアリーナというおまけの構成。本編のみ終了した。だがもうプレイする意欲が・・・→(同年3月9日追記)コンプ完了。かなめ編、コロナ編で多少満たされたので5点加点する。
本編は前作の伏線は全く回収せず、新しい要素・伏線を散りばめただけ。しかも「天空のユミナ」側の設定を引きずっている。いやもう覚えてないから。前作の振り返りをするくらいなら「天空のユミナ」の話のおさらいをもう少しして欲しい。
本編の構成は、
練習を兼ねた戦闘3連続の序盤、
やたらと日常シーンばかりを描き、忘れた頃にバトルが発生する中盤、
そして戦闘が続く終盤
という構成で成り立っている。
とりあえず言いたいのはこれは何をやろうとして作ったのかがイマイチ理解しがたいところである。
新たな伏線を張りつつ前作の伏線を回収するような良質なシナリオを描いたわけでもなく
ひたすらにヒロインとイチャイチャする愛欲に塗れた日々を送るわけでもなく
戦闘に新要素を導入して前作をプレイした者も楽しめるようにゲーム性を高めたわけでもなく
龍護寺メンバー、論説部の漫才を主軸に置いたわけでもなく
すべてが中途半端である。
そして魔人ダンディとドラゴンハンター達は何故出てきたんだ。こいつらを回収しても意味がないだろう。
またバトル中の魔人ダンディの発言がヒロイン達の核心を突くような指摘をしていて非常に意味深長なのに、特に何もないではないか。今作でもわざわざ出したのだから何かしら役割があるのかと期待したが全く以て期待して損した。
3月1日追記
いくつか気になる点があったのでver1.03で2週目を開始したら、戦闘中特定の箇所でフリーズするようになった。ver1.04で解消されたが不満が残る。
気になる点1
ダンディがバトル中偶数ターン開始時にヒロインに対して色々と言うわけだが、何故か明日翔に対しては特にない。選択肢次第ではバトル時にいない青玉葱にすらも会話があるのに何だこの差は?
気になる点2
ゼオンは異空体に従っていると言っていたのに対し、フィーは異空体を従えていると言っている。明らかに矛盾している。
気になる点3
機人・フィーとあるが、機人というのは龍人、刻人や魔人と同じように種族の解釈で合っているのだろうか?そうすると、ゼオンのいた世界では機械兵器に変身できる種族があったということか?
気になる点4
ゼオンはフィーの駆り手だそうだがゼオンは機人ではないのか?
気になる点5
シャドウのイベントを見ると統果はレムソーサには元々いない人間だそうだが、じゃあ誰が統果をレムソーサに運んだのだろうか?形見の刀を他人に託しているし、コロナの世話をする必要があったわけだからミュリアルの線は薄いような・・・
気になる点6(放置された前作の伏線)
刻乃の刻人の因子を取り込んだり、結界を張れなかったりする統果の特異体質の理由は結局何なのだろうか?レムソーサの人間ではないから?だが肉体はレムソーサの人間のものだろう。はて?
気になる点7
結局序盤で統果を襲撃したのは誰だ?
3月9日追記
かなめ編、コロナ編は戦闘がなく日常シーンとエロのみ。先の不満点をある程度は解消してくれた。ただ、かなめ編は前作の繰り返される時間の中でのifであり、結局はなかったことになる時間なので素直には受け容れられない。
またコロナ編で破滅龍ジアラメンツだとか魔女だとか当たり前のように出てきたけど、前作とか「天空のユミナ」に出てたか?完全に記憶にないのだが。
この調子では仮に輝光翼戦記シリーズの次回作が出ても、前作の内容が綺麗さっぱり頭になくて‘?’を浮かべながらプレイすることになるだろう。それを考えると購入することを躊躇ってしまう。
追記終了
バトルアリーナは・・・やらないかなあ、ぼっちやし(´;ω;`)
3月1日追記
おまけエロを回収するためには結果を問わずプレイする必要があるようなので、テキトーにプレイして目的達成。甚だメンドクサイ。