全体的雰囲気は良いけど、それぞれのルールの最後は少し物足りない
「伝奇AVG」というジャンルをプレイすることはたぶん初めて、プロローグをプレイして、いろな伏線から面白いそうと思った。
ゲームの構成上エンディングが多くて本来はプレーヤーを混乱させるのはたやすいけど、「日記システム」は過去や別のルートに何が起こったかをわかりやすく記録してくれる。その上、ルートエンドの最後の日記も物語を支える。一番印象的なはスミレのバッドエンドの日記から主人公の考えを理解することができる、そうすることで、プレーヤーはハッピーエンドが本当に良かったと感じる。
その上、様々な分岐エンドも物語を豊かにする。個人的にはノベルゲームに分岐エンドは必須ではないが、とくに純粋な恋愛要素のあるキャラゲーはなくでも問題ない、でも『悠刻のファムファタルみたい』みたい恋愛要素に加えて伝奇(?)(またはミステリー?)な物語にとっては、やはり分岐エンドしかできないこともある。スミレとノワールのバッドエンドを読むときこの思いはさらに強くなった。自分はスミレのエンド(日記)はどちらも好きだ。
しかし、ノワールを中心にしたいからのかはわからない、他の3人のクライマックスは少し物足りないを感じる。設定上全員は百年以上生きている、もし過去のヒロインの心の変化についてもっと話しすることができれば、エンドはもっと印象的かもしれない。例えばエリスとスミレはまた過去を越えていない、もし過去の悲しみを表現するために、もう1つか2つイベントを追加るれば、ハッピーエンドの最後にヒロインがそれを越えて進める姿を見れば、プレーヤーはより印象深くなる。
ノワール√には、宮子と紅葉様の外観が似ているという設定最初は重要な伏線と思ったけど、外れたね。。。もしこれを使えばノワール描写はもっと良かったかもしれない?
最後はいつもの音楽の感想。自分にとって音楽は非常に重要である。適切な音楽は、良作を名作や神作へと導くことができる。
正直、最初は少し違和感があった、どこが問題なのかスムーズに説明できない。。。でも慣れれば大した問題ではないと思える。平均レベル?したし、その中に目立ったBGMはない。物語のクライマックスの不足も原因かもしれないが、BGMからのサポートが足りないもある、個人的には少し残念でした。
BGMは平均レベルけど、OPの「ファムファタル」はかなりいい、とくに「OP MOVIE2」は相当意外だった、自分は結構気に入れた。