素晴らしい。詳細は長文へ(未購入者向け)
過大な期待に見事応えた作品。
延期に次ぐ延期の上でここまで過大な期待に応えきった作品はオルタ以来かもしれない。
本作品は芸術がモチーフとなっており、色々な作家達の逸話を知ることが出来るのも一つの特徴となっています。
画家だけではなく詩人や作家等、芸術全般を取り扱っているので、その手の知識がある人はより楽しめる形になっている。
勿論芸術に疎い人でも十分楽しめる。むしろこちらの方が新しい発見があり楽しめるかもしれない。そういう意味では小説から雑学を吸収するのが好きな人にとってはうってつけといえる。
またシナリオの展開は飽きのこない動きがあり、要所では熱い展開もあります。
スポーツや争い事のような明確な判定のあるものではないが、芸術における一つの作品を作り上げていく過程や、その後の作品の評価という点で音楽と相まって非常に盛り上がる。
BGMはほぼ全てピアノメインで構成されており、素晴らしき日々を気に入った人ならばほぼ全て受け入れることが出来ると思います。
私個人としては、花弁となり 世界は大いに歌うが特にお気に入りです。
一つ残念な点としては、完結しているわけではなくサクラノ刻という続編が控えている点だが、シナリオの量を考えれば十分納得のいくものだと思います。
本来分割であれば100点をつけることはまずないのですが、シナリオの量とある程度きりのよい所まで話が進んでいるところで終わってるので、私は納得しています。
総評として、万人にお勧めできる名作であり、ここ数年では文句なしの最高傑作といえます。
是非プレイしてみて下さい。