主人公の熱血軍人馬鹿な性格を受け入れられるかどうかが鍵だが、その他の部分は大作異世界モノとしてはよく出来ている。注意･･･今回はどうしても書いておきたいことがあるので詳細はネタバレ満載です。
本作品は異世界モノではあるが、物語の主軸は常に戦争であり異世界といういわばファンタジー的な要素は薄い。
ただし戦争とはいえ政治色は全く感じられないものなので、戦争モノが好物といった方にはあまりお勧めできない。
そして当然、戦争を主軸に据えている為ファンタジー要素も中途半端なものとなっているので、どっちつかずの曖昧なものになってしまってさえいる。
もう少しこの部分のバランスを調整できれば、さらに良い作品になったのではないかと思う。
それとこれは私だけかもしれないが、マジーの太陽を落とされた直後の描写は非常に心に来るものがあった。
子供の頃から嫌になるほど聞かされ続けてきた原子爆弾の悲惨さをよく表現していたと思う。
ただこの描写は広島と長崎出身で原爆にトラウマのある方は非常に辛いものとなるので、注意いておいたほうがいいだろう。と一言感想にかきたかったが、ネタバレになるんだよなぁ･･･
というのも私自身が広島生まれの広島育ちであり、小学1年の頃にはだしのげん2巻を読まされ軽くトラウマになっているからだ。
書きたい事が上手くまとまらない。
結局私が伝えたかったことは、最後の原爆のくだりだけだったのかもしれない。
非常に読み辛い文章でな上に内容も薄く、非常に申し訳ない。