双子がグイグイ来る。先輩二人は大人しくてパワー不足。
アヤメ→純子→ヒナタの順でクリア。杏は未クリア。
キスアトの続編でライターは表記見ると違う人。だけど前作の文章に寄せてるようで違和感はない。むしろクセが抜けてより読みやすくなったと思う。双子が気に入ったのでキャラゲーとしてほどほどに楽しめた。
主人公のタイプはキスアトと同じような性格。
お話はヒロインとの2人の関係を重点としているので学校(芸術)の話はサブな感じ。キスアトはもっと芸術に対する思いの部分に話が割かれていたような気がするが、今回はそれは薄め。
■共通
双子:共通から主人公をからかいつつ誘惑してくるのがなかなか来る。距離感が近い(お隣さんで主人公の部屋まで上がって夕飯一緒したり添い寝したりする)のも要因。
先輩2人:双子に比べて大人しく、グイグイこないのでキャラのパワーに欠ける感じがした。純子先輩も自分でドエロと言っているが、個別までたいしてその部分は使われていない。杏は双子や純子への突っ込み役といったところ。
■個別
ヒナタ:双子姉だがアヤメよりも距離感の線引きが甘く子供っぽい感じがするので、絵では理屈系といわれてもピンとこなかった。また、絵に悩んでアルバイト先の先輩:真珠に教えてもらっている場面で打ち切りのようなエンディング。エピローグで保管はされたけど、あんまり印象に残らなかった。
アヤメ:双子妹で姉よりからかうのを少し遠慮気味で距離感を考えているようなそぶりを見せるので姉と同様、絵では感受性よりというのが納得できなかった。こっちは絵のコンテストで話の落ちがあるのでルートもキャラもこっちのが好き。
純子:背徳的な感情を表現したい先輩。裸デッサンがあるが個別ルートに入った後なので、キスアトのひじりのような彼女もちなのにひじりの裸デッサン(おさわりもあるよ)の背徳感はない。これを共通でやって双子とのひと悶着が欲しかったところ。