不良娘?いいえ、女神です。
愛さんの純白ドレス。
・・・・・あああああ愛さん愛さん愛さーーーーーーーん
愛さんの事を思うとぼぼ僕は、僕はも、も、も・・・・・・あああああ愛さーーーーーーーん
すいません。ちょっと愛さんが美の女神過ぎてテンションがおかしくなりました。
と、いうことで感想をば。
三大天アフターとあずにゃん・リョもといよい子さんルート、そして、最終ルートに分かれております。
雰囲気は前作同様、演出・展開などが何か古臭いってか昭和のかほりが漂っております。それがイイ!んですけども。
前作好きなら問題なく楽しめる一作になっているかなとは思いました。
アフターに関しては皆さんが言っている通り、かなり短いです。
FDという事で無理やり入れたんだろうなと思わせる感じでした。
とはいえ、短いものの内容に関しては楽しく読めましたし、なにより愛さんの純白ドレス……あああ愛さーーーん・・・が見られたので結構満足。
あずにゃん・よい子さんルートはボリュームたっぷりで、非常に読みごたえがありとても楽しめました。
よい子さんルートは安定して面白かったです。
大くんの鈍感ぷりとよい子さんの何時バレるのかのハラハラっぷりには笑わせて頂きました。
まぁ、最後なんでコイツ喧嘩してんだろうとは思いましたけど。
大くんカッコ良いとは思いましたけど、他ルートみたいによい子さんが主役でよかったんじゃとは思わなくも無いです。
あずにゃんルートは公式があずにゃん倍プッシュしてるので、あずにゃんの贔屓っぷりが清々しい。
エロでは強気・弱気と選択でき、責めたい人・いじめられたい人と両方の願望を叶えてくれてますし。
展開に関してもある意味王道を行ってる感じで、最終的に一番燃えました。
やっぱり、辻堂さんで一番盛り上がるのはエノシマ関連だなぁとつくづく感じます。
辻堂さん・マキさん共に超人過ぎちゃって燃え辛いに比べ、エノシマの不安定感といったらもう。
単体最強の二人と団体最強のエノシマ。
個人個人が(二人より)弱くても恋奈様のためなら倒されても倒されても立ち向かうっていう、王道堪らんです。
恋奈は心から信頼した仲間(あずにゃん・ハナさん・筋肉乙女ティアラ)の三人と惣菜店がいてこそ強い。
誰か一人でも裏切っていたら、余裕がなくなる位ズタボロに。
ヒビが入る友情。失われた信頼。
それでも・・・・みたいな部分が本作では描かれていると感じました。
いや~エロいし、可愛いし、最高に燃えるし良かったなとは思います。
けど、なんかもにょる。
カツアゲも無かった事になってますし、初Hとか完全になし崩し的で、あずにゃんにとっては大以外味方がいない状態だったので選択の余地なし的に付き合った印象を受けました。
ですので、二人がイチャイチャしてても、何か物語に入り込めなかったです。
まぁ、カツアゲしてたら、大とは絶対に付き合うことは出来なかったと思うので、こういう作りにしたんだろうなとは理解出来るんですけどね。
また、ラストバトルでの大くんのセリフとはすげー冷めた。
「もういいでしょ」をいちいちデカい文字にしないで下さい。
なんだこいつとちょっと思っちゃった。
最終ルートに関しては途中までは楽しめたんですけど、とんだ茶番っぷりにスゲー冷めた。
一番納得できなかったのは、大くんがやったことに関して誰も追及しなかった部分。
一歩間違えれば大惨事なのにスルーかいと感じました。
総評としては、不満もありましたけど、それ以上に楽しめたので満足。
辻堂さんというゲームが本当に好きだなと再認識できました。
ボリュームも結構ありますし、上でも言ってますが、前作が好きなら問題なく楽しめる作品に仕上がってると思います。
最後に、
ラストまできっちりと仕上げたライターさんには感謝を。
フィナーレを飾るには文句無いデキだったと思います。楽しまさせて頂き、ありがとうございました。