うーん、上辺だけな作品だなと。物語に深みは無く、とても短い。それでも十分に笑えたのは良かったです。何と言いますか、ファンの期待に応えて無理無理作ったんだろうなと勝手に妄想して切なくなった。
値段を見てから本作は絶対短いと思っていたのでまぁ問題無かったです。
逆に短いながらもよく10ルートも作ったなと感心すらしています。……例え一ルートは1時間未満位だとしてもです。
最初に選択できるのはアフター詩帆・紗月・菜実とアナザーおねえちゃん・先生の5つ。
アナザー勢をクリアするとアフター開放。先生の場合はアナザークリアで小林開放。
全部クリアするとオーグメント、?って感じです。
物語に関しましては、一言でも触れておりますが、スッカスカでどうしようも無いっす。
まずはアフター3人ですけど、イチャイチャに期待してたので肩透かし感がありました。
何故なら主人公が河嶋 秀弥だからです。
本編でお分かりかと思いますが、下ネタボケ製造機である秀弥がイチャれる訳が無かった。
一応ラブってる感じはあるんですけど、日常会話(主に下ネタ掛け合い)の方に力が入っている為、あまりイチャってるなとは感じる事が出来ませんでした。
また、エロの導入が強引過ぎてちょっとなと。
例えば寝ている彼女にムラムラしてとか、ルート選んだらいきなりHからとか。
ムードなんて欠片も無いので、そういうのがお好きな方はご注意を。
アナザー勢の二人に関しても内容はスッカスカ。
先生の方は本編での狂j・・・シスコンのイメージが強いので、主人公に惚れた時のデレはかなり可愛いかったと思います。
結構ニヤニヤ出来ました。ちょっと小林の気持ちが分かりました。
けど、主人公の事を意識してる→恋心の過程が気持ちが良いくらいに省かれているので、いつ惚れた?ってなりますけども。
まぁ それでも楽しめたので良かったなとは思いました。
問題はおねえちゃん。主人公が屑だなと思った以外特に感想はございません。
うーん攻略対象が実姉ですから分からん事も無いですけど、イチャに期待してたのでかなりガッカリだったと言う他ありません。
小林ルートはある意味斬新でした。メインヒロインに立ち絵すら用意されていないってのは初めて。
さすが地雷ソフトさん。それで売れるなら誰もがやりたい(予算的な意味で)であろう、でも間違いなく叩かれるであろう手法を使う手腕ぱねっす。
内容に関してはスッカスカ以外特にいう事無いです。
そして、本作の目玉、オーグメントルート。
多分30分も無いであろう文章量。なのに一番笑撃もとい衝撃を受けたルート。
簡単に説明すると、公式のCGギャラリー、右の列・上から2番目の絵が全てを物語っています。
僕から言えることは一つ。
デンジャー。デンジャー。グロ注意。グロ注意。グロ注意。
他メーカーさんなら確実にNGであろうモノを躊躇せずに世に出せる地雷ソフトさんぱねぇっす。
エロに関してですが、全体的に興奮するっていうより汚らしいなって感じました。
例えば、アナルセックル後にウンチが付着していたり、イラマチオ中に若干ゲロってみたり等、普通そこまで描写しないでしょって思う箇所までちょっと書かれていたりするので正直萎えました。
総括としましては、全体的に短いながらも不思議な満足感。
何度も言ってますが、物語は本当にスッカスカ。
イチャイチャも正直微妙。エロも興奮はあまりしませんでした。
ですけど、日常会話(主に下ネタ)がフルスロットルな為、笑った笑った。
また、短いってのが個人的にも良かったのかもしれません。下ネタに飽きる前にルートが終了しますからね。
本編の掛け合いが大好きで、物語がスッカスカでも大丈夫な方には結構おススメかなと思いました。
最後に、最終ルートの?が正に?だった。何でこのタイミングで?とか色々?なルートでした。