意外にエロい。特にベッド戦。ゲームとしてはかなりガチな作りでRPG愛好家向け。ザラキが欲しかったなぁ。
SQのオマージュ作品があったんですねぇ。MODがかなり多いみたいなのですが、今のところ入れてません。
プレイ時間は50時間となってますが、研究所マラソンをやった時間が入ってます。ユニークの寵愛欲しかったんだもん(笑)。
クリア所用時間だと30時間ちょいかなぁ。尺は短いですが、時間はかかるゲームですね。
セックスバトルということで、本家同様に妄想を膨らませながらニヤニヤ楽しむゲームですが、エロという点では完全に上ですね。口上にかなりのこだわりを感じます。本家が王道な戦士っぽい主人公だったのに対して、こちらはショタっぽいこともあって、搾り取られる雰囲気が良く出てる感じでした(笑)。
一枚絵は無いですが、特にユニークサキュバスの差分がそれなりにエロく描かれていてグッドです。特にベッド戦での3対1が楽しいですね(笑)。ガンガン責められます。
ただ、本家にあった同時絶頂ネタが無いのが残念。MODで作った人もいるみたいですが、オリジナルでもあれは是非とも欲しかった(笑)。
ストーリーは良くも悪くも同人だなぁという印象。理解させたり楽しませようとか工夫するのではなく、好きなように書きましたという感じ。研究所あたりの話は細かいこと考えない方がいいのかな(笑)。
また本家の方は淫魔にされたヒロインを救う王道ヒロイックなところがありましたが、こちらは師匠の女魔導士を救うため夢の中に入る筋。オネショタっぽいところもあり。この辺は好みが合えばというところなのかなぁ。
むしろ、この話のメインヒロインは師匠ですので、もうちょっと早い段階から、関係にクローズアップした展開が欲しかったと思います。メインが一人なので、最終的に師匠を助けるクエストに持っていくまでに師匠の心情描写をエロ混じりで詰めていった方がストーリーは締まったのではないでしょうか。
セックスバトルという非常にふざけたシステムに対して、ゲームとしてはかなりガチ。SFC時代の難易度かなぁ。完全にRPGマニア向けだと思います。戦闘が典型的なデバフゲーで時間がかかる上、シンボルエンカのゲームとしては敵のシンボルがかなり多い印象。これでも調整入れたみたいですけど、やっぱり多い。隠し扉みたいな仕掛けを多用している割にゆっくり探索とはいきませんでしたね。逃走に成功してもシンボルが消えない仕様(一時停止はしますが)なので、取り囲まれると倒しきるか、アイテムで戻る以外無い。空腹度システムにより行動に限界が設けられている関係で、探索は燃費の良いメンバーをチョイスしなければならず、避けテクも重要。この辺、自分がパッド不使用の人間なんで矢印キーでの移動は最初ちょっと辛かった。まあ、日常的に事務ソフト使ってる程度の運用能力があればすぐ慣れるのですが。
ただ、シンボルがトラップ気味に追いかけてくる仕様は面白かったのも事実なんですよね。
この辺はなかなか難しいところだと思います。ただ、ある程度育成が済むとサキュバスロードだったかな?満腹度回復持ちの強キャラでゴリ押ししていくのが正解みたいになってしまうところがあります。この辺はキャラ選択式の宿命なのかもしれませんが、もうちょっと調整できればなと。
まあツクール系の同人ゲー、しかもBFモノですので、手間という点ではやむを得ない部分があります。ただ、こういうゲーム性だとザラキとかのシュンコロ技みたいな戦闘時間短縮策はあっても良いような気はします。討伐目的じゃないので、精力渡して見逃してもらうとかでも。RPGなので時間がかかるのは当然なのですが、戦闘にかかる手間が多すぎる分探索はおろそかになるよなーと。次回作を出すなら、この辺のバランスが調整できていればいいなぁ。