主人公無双という作品のコンセプトがしっかりと形になっている作品
主人公無双という作品のコンセプトがしっかりと形になっている作品
==コンセプトについて==
プレイして感じたのがゲームのコンセプトが明確でゲーム内でそれが形となっている点
「主人公無双」＝主人公が色んな場所でヤリたい放題するという
王道ではあるのですが男の欲望一直線のコンセプトは非常に良かったです
更に良かったのが主人公無双な為か凌辱・催眠物にありがちな輪姦、寝取られ・らせ等も
一部ルートを除けばなくほぼ主人公独占という非常に嬉しい仕様
==主人公==
今は珍しくなった顔が髪の毛で顔が隠れている目隠れ主人公
最近は抜きゲでも男の顔が写り混んだりするのでこういう点は助かります
キャラ的には変態で自己中心的ではあるがは独占欲や執着心、支配欲が非常に強い性格であり
ヒロインに固執しない凌辱ゲームの主人公勢の中では珍しいキャラ設定だと思います
余談ですが目隠れ主人公にしたのでは原画の日陰氏の提案とのこと
==Hシーン==
学園・家庭・探偵・モブと大きく4つのルートがあります
いずれも催眠導入器を利用して好き放題やっていく話、一瞬で催眠状態にするチートアイテムなので
催眠遊戯のように徐々に徐々に陥落させていくのが好きな人には微妙かもしれません
逆に自分のように前置きが長いのが嫌いな人には良い抜きゲだと思います
==悪かった点==
正直タイトル負けしている部分があります、特に「大」催眠という言葉。
というのも家庭～学園～街と確かに舞台は広がってはいるのですがそれぞれの関連性が薄く
ハンバーガーの具材をバラして別々に出されたような感じです、「小」催眠が4ルートあると言われても文句は言えないと思う
特に街編ではモブキャラ達をひたすらつまみ食いするだけで
家庭・学園編で見せた主人公のヒロイン達への並々ならぬ執着心・独占欲もないので非常に蛋白でした
また催眠導入器の秘密に迫る探偵ルートは正直なくてもよかったような・・・
家庭・学園編と毛色が違いすぎますし「催眠導入器はチートアイテムです」の一言で終わらせても問題ないと思われます
後はスカトロが多い事、性的嗜好については人それぞれなので言及したくはないのですが
いくらなんでも多過ぎ、ヒロイン一人一人のシーン数が少ない中でスカトロが入ってるのは痛い
==総評==
主人公のキャラクターとシチュはツボでした、凌辱作品好きだけどハード・ガチな凌辱はちょっと・・・という人にお薦め
BISHOPやルネ作品が好きな人には合っている作品ではないでしょうか。
おそらくコアな凌辱・催眠好きユーザーからは60～70点辺りの評価だと思います
ただコアなユーザー層（固定層）だけでは商売にならないという現実(雑誌のインタビューで言及)の中で
ライト層の取り込みを狙ったことは評価出来ると思います