鬱ゲーに対して苦手意識とかないなら神ゲー
2011年度の最高傑作だと思う。
ただし欝度が強すぎるので感情移入とかしやすい人だと胃薬など必要かもしれません。感情移入しやすい自分はだいたいプレイ後1週間ぐらい引きずりました。
ゲームプレイ後に歌の歌詞などを見ると更に楽しめると思います
丸戸史明の作品らしく主人公はハイスペック仕様ですが、WHITE ALBUMなので恋愛に感じてはかなり酷い行動が多いです。君のぞなどの欝ゲー主人公に対してはかなり嫌気というかイライラ感を感じたことが多いのですが、普段の行動の優等生的部分が恋愛の酷い部分をお互いに強調しつつ、うまくバランスを取ってるように感じました。
小木曽 雪菜と冬馬 かずさの2人による主人公の取り合いによるWHITE ALBUMらしいシナリオとその他3人のヒロインの2人と別れて新しい道を選ぶシナリオどれを取っても心が痛く切ないシナリオになっていると思います。BADENDを含めて全てプレイすることをお勧めします。
各キャラの印象
小木曽 雪菜 過去のトラウマから人間関係にトラウマがあり、主人公に対してストーカーっぽい所があり、かなり重いヒロインだと思いますが報われて欲しいなとゲームプレイ中になんども願いながらプレイしてました。主人公が他のヒロインとくっつきそうな風になってもわざと気づかない振りをしたりなど、主人公のとって都合のいい女を演じたて別れる時間を延ばそうとしたり、かなり現実の女性っぽいキャラになってるとも思いました
冬馬 かずさ 天才孤独型でさらに感情表現が苦手なため、3人のすれ違いの原因にもなります。こちらはストーカーっていうよりは思い込みが激しく、主人公依存症なヒロインって感じで父性って言ったらいいのかな守ってあげたいっていう感情がすごい引き出されるヒロインでした。
杉浦 小春 ヒロイン唯一の後輩系で主人公の高校時代と似ていて、3年間たってスレてしまった主人公と高校時代の主人公の対比みたいな構図に感じました。
生意気だけど徐々に主人公の事を理解して惹かれていく姿が可愛いと思いつつヒロインの方がダメージを受けるシナリオになっているためそちらのほうでかなりダメージを受けます。
和泉 千晶 主人公の事を騙していたのに、いつの間にか主人公を本気で好きになっちゃうある意味王道的なキャラです。またエロシーンの下着がかなりエロかったです。たぶんゲームの中のエロ担当ですw
風岡 麻理 ヒロイン中唯一の年上キャラです。マジこんなOLいたら結婚したいわってくらいかわいいキャラです。プレイ中は雪菜に対して罪悪感はあるもののある意味一番の萌えキャラであり、癒しキャラだと思います。
ちなみに最後にプレイするのは、後味よくしたいなら雪菜のトゥルーエンド、WHITE ALBUMらしく終わりたいならかずさトゥルーエンドをプレイすることおすすめします。
以下ネタバレ含む
個人的に、CCでかずさと大晦日コンサートで出会ってかずさ√いくシナリオとかずさ√の後味よくして、かずさと雪菜3人で幸せになったっていうIFシナリオENDとかおまけでついてたら満点だと思います。