狂気ともいえるテーマ設定に脱帽
まさかの服飾である。
しかも単に専門学校の日常で終わることなく、導入的ながらもモードに首を突っ込むという謎の心意気。
日本の読者モデルやショップ店員ではない。ユダヤ系がひしめく本場欧州のモードに、である。
この狂気とも言える素晴らしさ(恐ろしさ)が理解できるエロゲユーザーがどれほどいるのだろうか。
本当によく会社がGOを出したものだと思う。俺なら絶対に出さない、ていうか怖くて出せない。
メインヒロインの卒業制作(だっけ?)のデザインをクリエーターがどれほど苦心しただろうか。
モードであることを維持し、ラガーフェルドなんて知りもしないエロゲユーザー(の方が多いと思う、多分)に対して
説得力のあるデザインを提示するのはよほどの苦悩だったであろうと容易に想像出来るところであろう。
具体的な内容ではなく、このテーマでエロゲを作るという心意気を強く評価したい。
おそらくこのテーマで作られるタイトルは今後リリースされないだろう。エロゲ史に残る意欲作である。