前2作から大幅評価アップの良萌えゲ。
ようやくマウスホイールの下回転で文章送りになった。
メッセージボックスではなく画面に直接文字が出る場面ではスキップが解除されてしまうのは不便だった。
後は文章送りでボイスがカットされないようになっていれば文句なかった。
複数人原画は好きではないのですが、塗りが均質だったお陰で統一感を損なうことなく問題ありませんでした。
実はプレイ前にオラトリオの正体を知っていたのでそこは失敗しました。
(リリカルDS特典のクイズゲーをスタートすると彼がいきなり出てくるので…)
もう一つしくじったのは、ハーモニア勢(クゥ・アリエッタ)を先にプレイした方が良かった。
七音と鈴を先にやったのでどんどんシナリオが縮小していく感覚がありました。
アフターの事も考えると、最後に七音をやるべきでした。
スタッフは涼子よりともえの方が人気が出ると思って急遽ルートを追加したそうですが、年中イケメン漁りで発情してるキャラがこのブランドで人気になるわけないでしょうアホですね。
賑やかしのサブキャラとして面白くてもヒロインとして適格かは全く別の話です。
まあFDでリストラされ代わりに涼子が昇格していたのは声をちゃんと反映しているということでしょう。
シナリオは序盤はテンションが高く、かなり進んだところでOPムービー。
あまりに出てこないのでOP無いのかと思っていました。
中盤から告白まで一時停滞しますが、結ばれてからのイチャっぷりとHの連続には満足。
嫌いなヒロインもいません、全員可愛いです。
特に七音の成瀬美亜さんのドスの効いた演技がツボでした。
最初から主人公にベタ惚れで、害を為そうとする物には容赦がない。
よく居そうで中々遭遇しないタイプのヒロインです。
日常物にありがちな「朝起きる→朝食→登校→授業→昼飯→放課後」のルーチンを強制的に毎日描写することなく大胆に飛ばしてくるのでシナリオにはテンポを感じます。
ギャグも面白い。
そのせいかシナリオは短く感じました。
ところでクラスメイトの公平に外見も中身もそっくりな奴がみらろまに居た記憶が…。
Hシーンが細かく分割されているのは嬉しいのですが、短いのとCG使いまわしがあるので単にシーン数水増しに見えてしまうのが玉に瑕。
それとハーレムにHシーンがない、CGの一枚もない。
Hに重きを置いてるままれなだけにここは外してこないと思っていたのに。
ここは減点。
疑問1: "調律士は歌姫と一生共にある"ということを文献で見付けて驚愕していた鈴。
父親が調律士なのだから母親は歌姫?それとも例外で一般人と結ばれていた?だとしたらその例外を鈴は自分にも適用出来ると考慮に入れて悩みはしないはず。
歌姫にしろそうでないにしろ、鈴は母親が誰なのかすら知らないと考えるのが妥当か。
姫は世襲制だという説明は無かったのでアリエッタの親は一般人の可能性はある。
疑問2: レガートはオラトリオに使われていることに不満を感じているようだったが、柿崎の臣に対する執着は何だったのか?
疑問3: オラトリオと双子であるアリエッタの実年齢。(エロゲで年齢詮索は非常にむなしいが)