雪々が苦しそう
新しい雪々は息継ぎがすんごい。
読点の度に「ズスゥーッ!」が気になる気になる。
声と言えば卯衣さんは良くなっていた。
前作では声を細く小さくすれば深刻さが出ると思っているような口先の演技で、そこに感情が乗っているように聞こえなかった。
幸のルートはメインだけあって本編の個別ルートと同じくらいのボリューム。
ただ本編の雪々ルートで使ったテキストが結構流用されており、新鮮味に欠けるきらいがあった。
また、幸との仲を友達に言わないので仲間内で変化を感じられず恋愛はオマケという感じだった。
他のルートは短編で飽きる暇すらなかった。
一番面白かったのは葉月ルート。
短い中でピリッとした笑いがあってテンポも良かった。
こういうちょっと足りないくらいが丁度いい。
一夏と琴里ルートでのみ「しっとりとした雰囲気」という言い回しが出てくる、これらは引き続き保住氏の担当だろうか。
相変わらずのHエムパシー声エフェクトで-10点。