一つの到達点
最初主題歌聞いたときは、「古臭いなおニャン子クラブかよ」と思っていたのが、いつの間にか「センチメンタル♪センチメンタル♪」と歌ってしまう自分がいた。
それはさておき、これまでのシリーズ作品より更に話に起伏がないしヒロイン同士の絡みもない。
シンプルに徹した1対1のガチンコ疑似恋愛体験。
(人によってはパラメータやアイテム蒐集要素が邪魔に感じるかもしれないが、自分はこれが好きでシリーズをプレイしているので欠点にはなっていない)
ヒロインを近くに感じ触れ合う、それだけで幸せな気持ちになる。
その方向に特化した作品としては限界近くまで来ていると感じた。
ラブリーコールやE-moteは勿論のこと、立ち絵の効果も大きい。
結構長いこと自分の中で浅海朝美氏は有葉氏のサブという位置付けだったが、いよいよ意識を変えなくてはいけない。
ただHシーンになるとそれほど……という感じではある。
アヘ顔やイキ顔は大変宜しいのだが、イベント絵になると塗りがのっぺりしてあまりチンコに来ない。
それ以前にシステムがストレス多すぎで抜きには全く使えない。
まずオートモードが最速にしても読める速度というのが遅い。
主人公の台詞と地の文は自分にとって邪魔なゴミ同然なので0msですっ飛ばしたい。
そしてあかべぇ系列で吉里吉里エンジンを使っていると多いのだが、ショートカットを設定していても回想シーンになると設定が無効にされ右クリックで回想終了してしまう。
とっておきが、オートモード中のラブリーコール入り文はボイスキャンセル出来ない。
つまり名前を呼ばれたらヒロインが最後まで喋り終わるまで操作不可なのだ。
更にここからは好みの話になるが、呼ばせる男性器名称にチンポ系がない。
卑語の頻度も低い上に普通に無修正OKな声優ばかりなので有難みも全くない。
「イク」が皆無のテキストにもセンスを感じない。
アペンドシナリオではHシーンまで日常場面を一々スキップしなければならないのも抜きを邪魔する要素。
最後にヒロイン呼称のNGの話を。
前作では余り興味を持っていなかったのだが、今回は入れようとした呼び名が数回弾かれてしまったため結構ムキになってしまった。
「奴隷」がセーフだったのは助かった。
■侮蔑
肉便器、メスブタ、ゲリ、ゲロ、ウンチ、ウンコ、汚物、チンカス
■性器関連
チンチン、チンコ、チンポ、ペニス、マラ、陰茎、マンコ、ヴァギナ、金玉、亀頭、クリトリス(陰核)、陰唇、アヌス、アナル、フェラ、クンニ
漢字だけがNGでひらがなやカタカナにすれば通ったり、ひらがなとカタカナは駄目だが漢字は通ったりなどのパターンがある。
またNGワードの一部を使用しただけで蹴られる。
例えば「ウルトラマンコスモス」「オクタヴィアヌス」「マラソン」「エヴァンゲリオン」など。