終わり良ければすべて良し
本作では出番こそ少なかったものの、おまるに持っていかれた。
稀に見るイイ奴だから嫌いになるはずもないが、かといってここまで胸を打つとは。
これはヒロインにパッとしたのがいない(お気に入りがいない)のも大きいかもしれない。
モー子はめんどいからパス。
この世界観だったら、ハイジの身体つきを基本として金策&雑用&性処理用の魂抜きホムンクルスを20体も作れば自分はそれで一生満足だと思う。
前作学園長個別の、主人公を好きなれと主人に命令された理由はわからなかった。
モー子以外のヒロインはそもそもifルートなのだろうから本筋と関係ないのは構わないのだが、雛がどのような目的でそう指示したのかは知りたかったところ。
もう一つ前作絡みで、「友達を作れたのは自分の魔力のせいじゃなくて本当だったんだ」と喜ぶ生徒のシーンがあり、当時は限定された登場人物と流れからして睦月がモー子のことを相談してるのかな?と考えていたが違った。
よってこれに該当しそうなのは魂を操れる能力を持つアンデルだと思うが、悲鳴がして暗転というシーンの終わり方が腑に落ちない。
あれは何だったんだろう。
一応全てのルートは読んだ筈だが、何か見落としがあるのかもしれない。
前二作のあんなやっつけ個別ルートしか作らないのであれば、本編にエロも個別も無しでHシーンだけのオマケモードがあるというのは歓迎する形。
しかしリトのアナザーがあまりにも長すぎる。
セーブも出来ない、コンティニューも効かないのにあの量を一気に読まなくてはいけないのは大変辛かった。
対策するとしても精々既読のみスキップを利用するくらいしかない。
ここはマイナス要素。