SMEE持ち直し
早瀬ゆう氏とあめとゆき氏の単独担当で作ってくれという願いが叶った。(結局完全に一人ではなかったが)
そして出てきた物は、満足以上期待以下。
前作がかなりガッカリだったため下がっていたSMEEへの信頼は回復したものの、『ラブラブル』は超えられなかった。
■好きなヒロイン順短評
・彩里沙
立ち絵の表情が抜群。
共通で一番気に入ってたまらず最初に個別ルートに入り、全員クリアしても気持ちは変わらず。
・空
実際にはもえみんと同じくらいの好感度。
春日アンさんは過去作で先輩→妹ときて本作では同い年。
それぞれの作品で一番のヒロインだったが、今回トップは譲ってしまった。
イグアナは部屋の温度を常時30度付近に保っておかなくてはならず、飼育には非常に光熱費がかかるらしい。
・萌美
初めは「うわっなんだこの声…」と思っていたが、終わってみると他の声は考えられない。
もえみんはギャップ萌えの一言。
普段からは想像出来なかった乙女な部分が可愛い。
フロアリーダーらしさは全く発揮されず。
・あゆみ
付き合う前と後で変化が乏しいのが興味を引かなかった理由。
鍋奉行やらオナニーやらは一発芸であって、ギャップで好感度底上げとはならなかった。
・志帆
最も攻略意欲が湧かず最後に回し、ルートを終えて更に悪化したと言える。
個別ルートに金の匂いが凄い。
そういうのイチャラブゲーには不純物に感じるので。
彩里沙やあゆみと同年代のJKにマッキーと呼ばれて親しげにしていたシーンは意味わからなくて？？？だったし、キャラを掴みきれてもいない。
全然別の理由だが『フレラバ』も岬でだいぶ点数下げているので年上キャラに当たりが欲しい。
奈々子さんかなり好きだったので残念。
■良かった点
・告白シーン
これが本作の白眉だと思う。
自分は"単純に気分がいい""コクってフラれるリスクがない""当面の主導権を握れる"などの理由で告白される方が好きだが、主人公から告白する場合もうまく出来ており2倍楽しめた。
・卑語無修正
前作に引き続き。
エロい言葉に期待しているとは別に、修正がイラつくので純粋にないことが嬉しい。
どうせ修正入れるなら最初から言わせるなよ派。
■悪かった点
・全員の制服Hがない
お店物で制服Hがもえみん一人だけってどういうこと？ぷんぷんぽん！(志帆は制服なのか不明なスーツなので除外)
『ラブラブル』ではちゃんと全員分あったのに、これはちょっと考えられない落ち度です。
むしろ気の利いたゲームであれば、志帆がちょっと若ぶって予備のフリフリ制服着ちゃったけど恥ずかしいからもう脱ぐねからのHコンボくらいはあるはず。
・Hシーン
CGを半分くらい別の人間が描いていてガッカリ。(若しくは下手くそなグラフィッカーが台無しにしているか)
呂律が回らない台詞もNG。
・選択肢スキップがない
HOOKと同じエンジンであっちもそうなのだが、共通ルート全般に選択肢が分散しているのに選択肢スキップがなく無駄な時間を費やすことになる。
バックログで戻れるからまだマシだが、メール中の選択肢画面でQS出来ないのも面倒臭い。
・オートモードの動作が奇妙
オートモード中のボイス付き台詞は2回クリックしないと次の文へ進まない。
最速かその次まで速度を上げると1回で進む。
考えるに、テキスト表示時間とクリック後のウェイト時間が連動してしまっているのではないか。