原点回帰は成った
比較対象が『姉しよ』だったらそりゃあこっちの方が面白い。
要芽、エリカ、森羅といった女王様タイプが嫌いな自分には百代は丁度良い塩梅だったし、本作では成葉くらいだろうか。
タカヒロ氏の理不尽ヒロインも段々マイルドになっている気がする。
王雀孫氏は、共通ルートでこれは氏の掛け合いだろうという部分があったので、ルート丸ごとではなくあちらこちらに担当した箇所があるのかもしれない。
オールクリアで10時間未満というボリュームはミドルプライスとしても物足りない。
が、一番の不満はHシーンにある。
20枠あって、二本柱のキルスの本番が1回しかないってそりゃオカシイでしょう。
タカヒロ作品だから体操服は当然ブルマ、でも着Hシーンはない。
スク水もあったのに勿体ない。
更に言えば、白猫参謀氏の絵は今風の塗りにするとのっぺりしすぎて個性が見えない。
CGは『姉しよ』の方がまだエロかった。
キャラゲとして大きく外しているところはないし、ノンストップで最後まで楽しめた。
伏せられていた情報もほぼ回収されたと思う。
後はパンツが日本を嫌っていた理由と、テスモポリスのライブ(動画)があれば+5点していた。
恐らく少数派だろうが、3人の中ではひつじが最も好きだったりする。
「一番なさそうな女」と何気なくHしちゃうのがエロいと思う。