何かが違う
キャラデザの絵師が描いてるとは思えないイベントCGに激しく落胆。
目利きスキルには自信がないので実際には本人が描いているなら誤解をして申し訳ないのだが、実感として公式のアンソロジーをプレイしているような絵柄から受ける違和感に終始苛まれた。
上手いとか下手とかの話ではなく、ヒロインを別物(別人)として認識してしまい気持ちが入っていかない。
エロ目的なのにそれが使えなかったとなれば基準以下の得点もやむなし。
両作品共にHシーン数の偏りも気になったところ。
特に『ととと』サイドで綾乃は本編で相当数のHシーンがあったから少なくても理解出来るが、発売後人気投票で1位と3位だった優子・千景が不遇で攻略ヒロイン中最下位の6位だったつくしが優遇されているという謎。
もっと言えば全員貫通済みのハーレムルート後と思われる設定なのに"3P"に拘りすぎているのもズレている。
複数人プレイが良いのであって、無理矢理3人でおさめる必要はない。
セックスする相手は1人より2人がいいさ、2人より3人がいい。
ついでにいえば中/外出しの選択肢が本編で選択済みの物しか回想シーンで選べない。
そちらで回収出来るものだと思っていたので、やり直すハメになってしまった。
小波や夕陽のルートは良かった。
本編も全員あのくらいの軽い話だったならと思えるほどに。
さんごの扱いが不憫ではあるが、本人の人気もさることながら作品の雰囲気と小波がヒロインになるにあたって障害となる、イジメや小波とさんごの確執問題を消し去りたかったのではないだろうか。
それにはさんごルートのアフターを作らず、そんな話は無かったことにすればいい。
さんごと小波が二人だけで解決して元気にまた島へ来たのなら、そもそもさんごルートの主人公要らないことになるしね。
裸立ち絵すらない簾という可哀相な子もいるのでさんごには我慢してもらいたい。
細かいところで気になった点として、羽美アフターで渚の同期の母親を「お婆さん(メッセージ欄では老婦人)」と称している。
1. 実は渚は結構な年である
2. 同期は渚よりかなり年上である (浪人/留年期間が長かったとか、既卒者が新卒枠で入社したとか)
3. この母親は高齢出産をした
など、色々なケースを考えてしまった。