読みだしたら止まらない。
余計なテキストが無くテンポが良いので没入感は非常に高い。
各章のタイトルが乱歩の作品名になっているのも次は何だろうと先を読みたい気にさせられる。
EDが複数あり捜査の難易度もまた高い。
メインヒロイン冬子役のあじ秋刀魚さんが素人丸出し。(デビュー作?)
今からは全く考えられないです。
夏目のような色情狂はHシーンに盛り込みやすいのでしょうが、これを削って千鶴や末央に振り分けて欲しかった。
疲れた女抱く方が絶対エロいです。
最初の事件を解決したらまた次の事件が起こり、黒幕的存在がいて…という構成がカルタグラと同じです。
犯人による執拗な人体破壊、死体を使って何かを作るというのも似ている。
たこ焼き屋の親父が消えたことによりシリアス度がより増した気がします。
ロシアン焼きによって存在は示唆されますが。
実行犯に深みがないのはいつものことですが、六識も有島警部よりは格が落ちます。
しかし主人公は時坂の圧勝ですね。
終盤の人間関係が一挙に明らかになるところは絡み合いが複雑で情報量に圧倒されてしまいました。(褒めてない)
トゥルーですら未完ですが、続編があることがわかっているのでマイナス評価にはしません。