(GiveUp) 功罪 追記あり
何といってもこのゲーム最大の功罪は、「こういう風に作ればギャルゲーという商品というものになる」ということを広めてしまったことではないかと思う。
それは「絵の可愛さ、声の可愛さに萌え、まったりとプレイする」ということなのだが、そういう最低限のボーダーラインさえ達成してれば良い、シナリオなんて冗長でもボリュームさえあれば良い、という風潮を作ってしまったことではないかと思う。
現に自分はこのゲームが発売された2003年以後にギャルゲーに興味を失ってるし、このゲーム以後、まともな一般ユーザーの多くがギャルゲーに興味を失い、衰退したことから考えても、この会社のこのゲームの功罪は予想以上にでかかったといってもいい気がするね。
追記
よく考えてみると、衰退したのはギャルゲーだけに限った話ではなく、ギャルゲー以外の他のゲームも、90年代と2000年代を比べると明らかに衰退してるし、マンガも面白くなくなってるし、テレビ番組もつまらなくなってるし、まあアニメは90年代の時点ですでに怪しい感じがしたが、という感じなので、ギャルゲーだけが衰退したというのは酷な気がする。人間が衰退したといっても過言ではない。