ジャンク・フード・ゲーム
最近のゲームはゲームやるぞ!って本腰入れてやるようなものが多く、肩の力を抜いて気楽にできたのは昔のゲームだった気がする。そういう遊び心、カジュアルさが最近のゲームに一番欠けてるところではなかろうか。
と前に自分のレビューで書いたが、このゲームはその昔のゲームの良さがよく出ている。恐らく日本史上もっともゲームに元気があった時代。まだ多くの人がゲームに幻想を抱いていた時代。
でもその良さってのはまるでジャンク・フードみたいじゃないか、といえばそうなのだが、最近の多くのゲームがなんというかお高くとまってる、敷居が高くなってる、見掛け倒しである、という現状を考えると、ジャンク・フード・ゲームのほうが全然いい。またジャンク・フード・ゲームが多くなる時代を願う。
まあこのゲームは未完成に未完成を重ねてるので、そこまで褒められたゲームでもないんだが。いいのはいい時代のゲームの良さがあるってだけ。