さあ、ラブコメの時間だにゃん!
これまでの全裸登校といえば、恥辱に耐える女の子が有象無象の男共にひたすら好き放題されるというシンプルイズエロな展開だったのだが、今回は趣を異にしたちょっと甘酸っぱさの漂うラヴストーリー仕立てになっていて、なんていうか私…エンディングまで勃起が収まらなくなりましてね…
序盤は年頃の男女のやり取りが丁寧に描かれる。
主人公・章とヒロイン・雫は特に因縁を持たないフラットな関係。主人公が雫に対し勉強面で一方的にライバル視しているが、特別親しくもなく疎遠でもないただのクラスメイト。そんな彼らの距離がじりじり接近していく様子に青春の息吹を感じたおっさんは陰茎をさすりながら満開の笑顔を絶やさない。そのニヨニヨに全米が嘔吐した!
序盤の描写は登場人物に感情移入するには十分なもので、私にある期待を抱かせた。今までの全裸登校のパターンに倣うなら、この清廉なヒロイン・雫は確実に複数の見ず知らずの男とエロいことをしてしまう。学校の寮に居着く黒猫と「お腹がすいたのかにゃー?」などと会話する雫ちゃんがムラムラした下衆野郎にヌップヌップされてしまう!エロ同人みたいに!!ウヒョー!
今までの全裸少女たちは感情移入する間もなくヤったりヤられたりしていたのでエロ行為そのものを楽しむ感じだったのだが、本作品の場合「あの雫ちゃんが」というプラスアルファがつくのでちょっとした寝取られ感がぐぁ!どうしましょう、露出と羞恥にNTRまでだなんてちんこがもちませんよ?コストパフォーマンス違反ですよぅ!こんなスカート丈長めのセーラー服が似合う雫ちゃんがピンク髪のはるはるみたいに肉便器になるまで犯されちゃうだなんて酷すぎる、ああでも見たい、超見たい!
などと錯乱してる間に全裸登校訓練は始まった。
最初は主人公だけに見せていた裸を大勢の人に視姦されるようになり、濡れ濡れまんこを皆の衆にさらけ出していく雫ちゃんのエスカレートっぷりに興奮を静めることが出来ない。股間の描写が過去作に比べ僅かに精密さを増しているような気がする。だ、大丈夫なのか!?あまり無茶しないで!嬉しいけど!
テキストを進める毎に感情移入の度は深まり、私は目の前に立つサラサラでツヤツヤな黒髪を撫でたくて仕方がなかった。意に反してエロいことをさせられているにもかかわらず強気な姿勢を崩そうとしない雫ちゃんが可愛くてたまらない。これが恋だということに気付くのに時間はかからなかった。キャッ。
そしてついに、雫ちゃんが主人公に対して親愛を示す仕草をするのを見るたびに、私は彼女と主人公以外の男とのカラミは見たくないと思うようになってしまった。独占の病である。逆にいえば、ここでNTRが来ていたら私は発狂しながら射精し、新境地を更に奥へ奥へと進んでいったことだろう。けれども、幸か不幸か、ガキにスカートをめくられる以外は放尿してもオナニーしても周りの男たちは視姦するだけに止めてくれたのだった。くっ…
99%の安堵と1%の当て外れを胸に納め、私は作品終盤へと向かった。そこで待っていたのは監視役の美人先生の目の前での手コキ&フェラ。
ヤバス。美人先生に見られてるというだけでもう出ちゃいそうッス。けれど美人先生に見惚れるわけにはいかない。何故なら雫ちゃんが嫉妬するから。
恥ずかしいからこっち見るなと言っておきながら、先生を見るとジト目で攻撃してくるのだ。ツ、ツンデレだー、ツンデレが出たー!
ジト目フェラのあとは1on1で素股→本番になるのだが、この頃になると私が主人公なのか主人公が私なのか判別出来ないほどのシンクロナイズが発生し、私は左手を上下に高速運動させつつ腰をカクカクさせるというハードオナニーモードに突入していた。今日のオナニーは一味違うぜ!
お互いに好きだとか、ましてや愛してるだとかは言わない。けれども2人とも自分達のしてる行為がお互いにとってとても大切な事だということは心の奥の方で理解出来ているに違いない。だって主人公がもう射精しそうだと言っているのに雫ちゃんは足を絡めて下腹部が離れないように密着度を高めるし、主人公は最後の一滴まで雫ちゃんの膣内に放出したんだぜ。ちくしょう!何が全裸登校だ、訓練だ!ラブコメしやがって!くそう、何だよこのラヴ米…うめえじゃねえか…ラヴ米うめえよ、超うめえよ!
全身に心地好い疲労を感じながら私は虚しさに耐えつつ自慰の後始末をする。いつもの事なのだけれどいつもと違う何かがあった。
それはきっと、雫ちゃんと心と体で繋がる事が出来て、そして雫ちゃんの笑顔を見ることが出来たからだろう。
そう、今日のオナニーはもしかしたら雫ちゃんを孕ませることが出来たかもしれない。それほどの着床への手応えがあったのだ。つまり…飛んだんです!ぴゅるるーっとね。
外気に触れた精子の寿命は短い。ティッシュで拭った彼らはもう生きていないだろう。だけど、雫ちゃんの中に出したあいつらは生きている…生きているんだ!
そういうふうに思っていないと、童貞でおっさんでエロゲーなんてやってられないんだ!!
わかって下さい。