童貞は女に優しくされると死にます
ヒロイン・堀江千晶はイイ女である。と同時にとても良い人である。
彼女は主人公の魔の手にかかって1/6スケールのフィギュアほどのサイズになってしまう。そして変態主人公専用の動く美少女フィギュアとして性的に蹂躙されてしまう。
千晶にとって主人公は憎悪の対象でしかないはずなのだが、彼女は主人公から何か施しを受けるたびに「ありがとう」「ごちそうさまでした」ときちんとお礼をする。もちろん主人公に気を許したわけではなく、おそらく千晶の素の部分が自然に言わせたものだろう。それほど彼女のお礼はすんなり出てくる。親御さんのしっかりした躾けも然る事ながら、千晶自身の人格の高さが伺える。
精神的レベルで主人公を圧倒する千晶は、主人公の身勝手な行動にも至って寛容だ。体の自由をほぼ奪われているせいもあろうが、文句をつけつつ主人公の要求に全て応えていく。ザーメンまみれにされても「精液おいしい」だの「このニオイ嫌いじゃない」だのと言って笑顔を見せてくれる。出来の悪い子供に手を焼きながら、それでも子供のだだに付き合ってあげているかのような姿は慈愛に満ち、優しさに溢れていた。
少し小言は並べるものの自分のわがままを聞いてくれる千晶に対し、主人公は図に乗る。自身の陰茎と同じくらいの大きさの千晶の体の中に、なんとその陰茎を入れようとするのだ。千晶は恐怖におののく。自分の腰幅とほぼ同じ直径を持つ異物で貫かれるのだ。処女でなくとも、次元を超える余程の巨根好きでもなければこれは精神崩壊していい状況。処女膜だけでなく生命維持に必要ないろいろなものも破壊されかねない、というか確実に殺られてしまうだろう危機に私の肉棒も怯んだ。だがしかし、エロゲはファンタジー。ファンタジーは常に奇跡を起こす。キモオタの無謀膣をも通す。主人公の陰茎は千晶の陰唇をかき分けすっぽり入ってしまう。どういう理屈かメカニズムなのかは全くの不明だが、破瓜以外の損傷を受けずに千晶は主人公の陰茎を迎え入れることに成功する。そしてなんということでしょう、千晶は痛みを乗り越え絶頂してしまうのだった。
事なきを得たとはいえ、死をも覚悟せざるを得なかった千晶は激怒する。そして恐怖を思い出し泣き出してしまう。尋常でない千晶の様子に私は不安になる。千晶のイキっぷりを見てめちゃシコってた自分の愚行を反省する。鬼畜で鳴らす主人公もさすがに平謝りだ。息を呑み、千晶の二の句を待つ。我々はどんな侮蔑の言葉も受け入れるつもりだ。そしてそれは最上の褒美となろう。早く罵って!罵詈雑言してぇ!そして告げられる千晶の台詞。
「アイス買って来て、300円くらいの高いカップのやつ、たくさん!!」
なん・・・だと・・・!?
唖然とする私。アイスを買いに走る主人公。
予想外の一言は、私の肉棒を握る手に一層の力を込めさせた。
何だこの可愛い生き物は。精一杯の怒りの表現がアイス!ええ子や、この子ホンマええ子やで…。天使の優しさに童貞は我を忘れる。千晶ちゃんあのね、おじさんのことお兄ちゃんって呼んでいいからね?ほーらアイスだよペロペロしようね!あとでオジサンが゙チアキチャンをペロペロしてあげるからネ、グフフ・・・
この時すでに私の魂は彼女に吸い取られていたようだ。萌え死んだ私は千晶ちゃんの一挙手一投足を見ながらひたすらコスり続けるシコシコマシーンと化してしまった。もはやシチュエーションは問題ではなく、彼女と一緒にいるということが即ちベストオナニー空間になったのである。
だが、幸福な時間は長く続かない。
なかなか元の大きさに戻れない千晶は塞ぎ込んでしまう。主人公を怒鳴る元気すら無くしてしまう。彼女の優しさに絆されて自身も優しい鬼畜キモオタへジョブチェンジしていた主人公は本気で千晶を元に戻そうと尽力する。私も彼を応援する。うまくいけば千晶ちゃんと普通のセックスが出来るかもしれんのだ。おう英樹、早くしろよ。主人公窮余の一策は効果を現す。そして・・・
低価格エロゲは容量が少ない。容量の少なさは尺足らずを生む。
千晶の体に変化が起こった所で選択肢が出てくる。選択肢を選んだあと、エロシーンを1つ挟んで更に話が続きそうなテキストを読み終えるとそこにはENDの文字が。スタッフロールが流れ画面はスタートへ戻る。んん?これは隠されたアフターストーリーがあるパターンだよね?初めからやり直し、違う選択をする。それを5回ほど繰り返したがENDの向こうに続きは無かった。「ギャラリー」でCGと回想を確認すると100%。よく見ると選択肢後のシーンが回想に入っていない。よくわからないがなんだか作りかけみたいだ。
続きは円盤の売上次第だけどとりあえず2期の為に布石は打っておくよ的な1クールアヌメのような感じもしたが気のせいかな。
最後のどっちらけは惜しいが千晶ちゃんが可愛かったから許してやろうぞ。童貞をこじらすと女の子のちょっとした優しさが嬉しくなるものなのだ。巨乳・ツインテ・黒ニーソで元気かつ社交的という、私などとは永久に接点が生まれようがない女子が言いなりになってくれる、ここは天国なのだ。
タマ姉フィギュアの股間に刻まれたスージーに亀頭をこすりつけたあの日から始まった美少女フィギュアと私のセックス。千晶ちゃんでの昇天をきっかけに1つの区切りはついたような気がする。
そして次なるステージ、大きなお人形とのおセックスへ。
更なる高みを目指してマネーをバンクにチャーーーーージ!!
俺しね!はやくしね!